オマーンってどんな国 #1基本情報と日本とのつながり編
オマーンという国の名前を聞いて何を思い浮かべますか?
私が友人に「オマーン駐在に帯同することになった」と言った時の返事は
「オマーンってどこ?」が8割を占めるくらい、日本におけるオマーンの知名度は低いです。
しかし、調べてみると、オマーンは日本とは関係が深い国であることがわかりました。
1.基本情報
オマーンはアラビア半島の南東部にある、絶対君主制の国です。
北はUAE、西はサウジアラビアとイエメン、ペルシャ湾を挟みイランとも隣接しています。
日本からの直行便はなく、主にドバイ・アブダビ・ドーハを経由して入国することになります。
ご想像の通り、オマーンは石油産出国であり、日本にも多くの石油や天然ガスを輸出しています。
反対に、日本からは自動車や機械、電化製品を輸出しており、街中でも多くの日本車を目にするそうです。
気候は砂漠気候で10月から4月は比較的過ごしやすい気温ですが、夏は非常に暑く、特に5月から9月までは日中の最高気温が50度以上にもなります。
夏場では、半袖半ズボンで過ごしたい…。
と思いますが、オマーンはイスラム教のため、肌を出すことは控えなければいけません。
特に女性はアバヤと呼ばれる全身を覆うスカーフのようなものを着用しなければなりません。
オマーンは人口の40%が外国人ということもあり、比較的寛容な国だといわれていますが、実際にどの程度の人が着用しているのか現地で確認したいと思います。
2.日本とのつながり
日本とオマーンのつながりは貿易相手国ということだけではありません。
実は、前国王スルタン・カブースの祖父タイムール・ビン・ファイサルは神戸のダンスホールで当時19歳だった大山清子という日本人女性に恋に落ち、結婚したのです。
そうしたご縁もあってか、オマーンは親日国であり、2011年の東日本大震災発生時には、10億円を超える義援金を支援していただきました。(なんと4番目に多い義援金額でした!)
また、2022年にカタールで開催されるサッカーワールドカップでは、オマーンと日本はアジア最終予選で同じグループで争い、現在日本は2位、オマーンは4位となっています。
これからオマーンに行く身としては、日本とオマーンに是非ワールドカップ出場を決めてもらい、カタールで観戦できたらいいなと思っています。
オマーンに住んでいる日本人は約100人。。。
コロナウイルスもあり、駐在人数がかなり減っているそうです。
本来であればオマーン日本人会や婦人会が開催されているとのことですが、現在の状況を鑑みると開催は難しそうです。
せっかく普通に生きていたら行かない国に行くので、やりたいことを今のうちにまとめて、約2年間の駐妻生活中に達成したいと思います(^^)/
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