#3 甘いものを頬張って

昨日40歳くらいの会社の先輩と初めて飲んだ。
社歴17年...の貫禄ある話に打ちひしがれた。

仕事を円滑に進めたり、無闇に傷つかないためには、演じ分けることだと言う。
人によって演じ分け、その人のスイートスポットを掴む。ゲームの敵を攻略していくように...。

家庭にいる自分と会社にいる自分、今飲んでいる自分は全部違うからこそ本質的な自分の柔らかいところを守れるんだよと聞いて深く納得した。

一方で、いつかそれは私にも出来るのだろうか...という深淵に沈むような問いを抱えることとなった。

最近の私の考えは甘かったし、あまりにもうんざりとし過ぎていたなと省みるところがあった。
自分から仕事が欲しいと名乗りを挙げたのに、いざ仕事を得て口うるさい人に捕まるとそれでもううんざりしてしまった。

昨日先輩は照れ隠しのように「説教くさくてごめんね」と言ったが、私みたいな青二才には説教がまだまだ足りないんだなと思った。悲しいけど、まだまだ怒られるしかないんだろうなと。

仕事と飲み会の繰り返しでバタバタとした師走感が遂に出てきた。
縁切りばかりに行ってたら自分がどんどんダークサイドに陥って気分が暗くなったので、今現在の悪縁はそれで仕方ないとして、縁結びを願いに行かなきゃと思った。

昨日は先輩の前で話を盛りすぎたところがあったし、それでまた救いを求めて何にもならなかったな。
自分を救えるのはいつでも自分だけと言うこと、圧倒的な真実。

少ない休みで生活を整えます。

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