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#94 なんの悪びれもない自己顕示欲を見た

最近ブログを始めた。お恥ずかしながらnoteは収益化には程遠いので、お金になるライティングを学びたくて別の場所、違う名前でこっそり始めた。
誰かに見つかって、ブワッと届くまでは自分の文章に対価をもらうことが本当に難しいんだなって思う。仕方がないことだけど、夢見ていることでもあるのにな。

昨日、なんの悪びれもなく、自己顕示欲をぶつけ合う人を見ていた。
私より10個も上なのに、虚しくてたまらなかった。
謙虚と言う言葉の対局にいた。
消費者心理を手玉にとってお金を稼ぐ話ばかりしていたし、私を含めそこには女の子がいたのにひたすらに可愛いインフルエンサーや女子アナを如何に食うかみたいな下劣な話を繰り広げていた。

こう言う人が大きくなるのを見るのは嫌だな、と思った。

どうしたってきれいな努力だけが認められる世界は実現しない。それは分かっている。それでも、純な心が下劣な心に脅かされて搾取されるところを見ていたくない。犯罪以外ならなんでもいいのかもしれないけど、気持ちの良いものではない。決してないよ!うんざりするくらいだ。

渾身の愛想笑いを振りまいてその夜をなんとか超えた後に、どっと来た疲れを引きずって悲しくてたまらないまま歩いた。

人脈もステータスも年収も、お飾りでしかないと言うことに早く気づいて欲しい。

どうしてあんなに下劣に女性を「顔」だけで語れるんだろう。そして私の友達が彼の人脈を頼りにしてしまうのがさらに虚しい。そんなの必要ないよ、あなたは別のいい人にいい縁をきっと掴ませてもらえるし、そのいい縁がきっと導いてくれるよと根拠もなく諭したくなって、辞めた。

悔しくて泣きたくなったけど、あんな奴のために流す涙が勿体無いから泣かない。

細くて切れそうな人と人の糸を無数に増やすことに何の意味があるのか私にはわからない。でもよく、「成功したいなら必死に顔を売らなきゃ」と言われ、それはそうだなとも思う。でも......最強の悪例を見てしまった。ううう、ますます腰が重くなる。

今日友達に「あなたの書いた映画やドラマが早く見たいよ」と語調を強めて言われて、心がジーンとした。こう言う言葉にいつもいつも、助けられてきたなぁ。

悪縁を切って良縁を得るために、実は「豊川稲荷 東京別院」に行ったりした。他人に無闇に押し込められたり傷付けられる現象が最近多すぎて藁にもすがる思いであった。効能がやってくるまで、行いを日々改めて気長に待とうと思う。

咲子さんの歳に届くまであと4ヶ月程になってきた。あの人みたいにずっと心の綺麗なまま、ずっと感受性の豊かなまま、空を見上げて歩きたい。

駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!