#2 夢の国へ

生活が荒れている。やっとかなきゃと思っていたことが悉く終わっていない。そう言う時は身体が沈むようにうんざりしている。

大事な連絡の返信もないし、私ばかりジタバタ空回りして、ないがしろにされているようだ。

付き合いで夢の国へ行く、京葉線に揺られ、
何も進歩しない自分を今日も恨んでいる。

簡単に愛されればいいのに、とよく思って、無理な事もよく分かっている。

すれ違う人達はどうやって心を保っているのだろう。楽しそうに見える自信家な彼は、彼女は、心が深海に沈むような午前中を過ごしたことはないのだろうか。

人間は自分以外が未知なのに、自分もはっきりわからないから、産み落とされてから死ぬまで飽きずに苦しむ。神は創造の時点で造り方をだいぶ間違えている。

アンビバレントアバウト...
1人になりたいけど独りになりたくないのだ。

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