＃55 22歳8ヶ月目

何かを掴んだ人を目にする時、その人の裏側の努力は知り得ないので、やっぱり汚い感情が先に来る。でもその悔しさを燃料にできたなら、まだまだ高く飛べる。

「相手に期待してるんだよ」という言葉は正論だった。「許されたい許されたい」と毎日願っているけれど、それは恐らく相手である誰か、の前にこの”自分”である。素直に自分を愛したかった。今日も午前中は怠惰のうちに過ぎた。

全然にうまく書けない。MIU404を見て軽率に絶望していた。登場人物たちの信念とか、生きる意味とか…行動の前の感情とか。要するにバックに見える人生がいつも作り込めてないから、人間味が生まれない。足りない。
書けば書くほど階段を上るように巧くなっているけど、全てを飲み込む焦りで、自分を認めてあげられるようで全く認められていない。無間地獄にて、底無しの沼。愛されたい…許されたい…がまた堂々巡り。

見覚えのない生傷が絶えない。
今朝は台風の影響か、今朝方あまりにも頭が痛くてイライライライラしていた。
リザトリプタンは偏頭痛患者を救うスーパーヒーロー。
副作用で襲ってくるグラッとした眠気と脱力感は厄介だけど、それでも。

資格試験と、公募と、今月は当たり前だけど出勤とを両立している。
間に楽しい飲み会を挟みつつ。観たい映画も尽きない。
自分がどうすれば満たされるのか、1日1日の足りなさを許せるのか。
何年も分からないまま、つまずいてずっこけて泣きながら生きている気がする。

昨日の晩、電車の事故で両足と利き腕を失って、義足と義腕で会社に通うというYouTuberに出会った。抱えているものは多けれど、とても明るく生きようとするその姿勢が眩し過ぎて考えるものがあった。
疲れ過ぎないように、自分を労ることは常に大事だ。

「10年経ったら旅に出よう　南の国がいいな　みんなきっと驚くって絶対ね」
「life is party 胸の中　そっと燃えるランプについて　友達も知らないよ　分かってないよ」
時を超えて、life is partyというシングルにまた救われている。
金曜日の深夜のツイキャスで高らかに歌われた「全部抱きしめて」は至高のラブソングで、何度聞いても胸がキュッと締まる。
私の全部を抱きしめ、許してくれる人に出会いたいけれど、出会えないのは自分が悪いし足りないこと、分かってるから改めて突きつけないでよ。
また心の奥底で軽率に人を突き放した。

大事な夢を追いかける。今日からまた、今日もまた。