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#71 恋はマーブルの海へ

疲弊している。ずっと体調がおかしい。
毎日頭痛がするし、最近はお腹が痛いことも多い。
職場はコロナ対策だと言って換気をしているので常に寒い。
なのに人が足りないので体調を崩すなプレッシャーが毎日降りかかる。
私は公私ともに認めるヘタレ、であるので正直にとてもとても堪える。このコロナ禍…
永遠に人手不足、永遠に忙しく、永遠にイレギュラーな対応…。鳴りやまない電話、コロナ禍でも人を思いやらないモンスタークレーマー…。
一番くるのが、同じ給料で在宅にて働ける人がいることだ。
したくても出来ないステイホーム。。。
リーダーがはっきりしないために現場が困るというのを今回身をもって味わった。
「政府に聞いていただけますか?」「それは政府に言ってください…」
飲み込んだありとあらゆる本音。

家で文句を垂れてバランスを取っていたら「口を開けば文句」と親に言われ、世界でぽつりと孤独になった気がした。経済を守れ、だの、仕事があるだけ恵まれてる、だの…なに?新入社員には難しくて分かんないバブバブ。
今こそ全責任を放棄して赤ちゃんかえりしたい、頭痛い…

私は「何でもできそう」レッテルを割とすぐ貼られるタイプなので、よく教わってないことで怒られるし、親にも頼られ切ってしまうしなんかもう泣きたくていつも暗い空を見上げる。暗いよ!いつも!大好きなマジックアワーも見れぬまま、日々だけどんどん過ぎてそろそろ23になってしまう。赤ちゃんに戻りたい。

ヘタレで悲観しいで、働くの嫌いな私が4月から今までもってるのだけで誰か褒めてほしい。両親だってもっとこの、ど正規ルート、最終的に名のある企業にいる娘をデロデロの砂糖漬けに褒め殺して優しくしてくれたっていいじゃない…何この思考、ヘタレだな。
辛い時、謎に他人を気遣う癖がまた出た。上司に差し入れなんかシコシコとして、なにやってんの限界かな?つら…

先月先輩たちが無理くり月曜休みを勝ち取ってくれて富士山の見えるコテージで料理を作ってお酒を飲んでギターを弾いて…ってめちゃくちゃ素敵な時間を過ごしたのが遠い昔のように感じる。誰かが言ってたけど、コロナ禍って楽しみだけ奪われて仕事だけ残るんよな、最低なウイルス。

推しだけが生きがいでよく人気のないところまでいって眺めてる。半分泣きながら。
好い匂いの風を吸い込みたい、もっと青い空を見上げて太陽をありがたく思いたいし、なんでもいいから夕陽を見せろ、窓のない職場!!!

夢を叶えて自分のペースで働けるようになっても、別の悩みや苦しみや、どこまで行っても自分との闘いという地獄に終わりはないだろう。
それでも今よりは光を感じる。

壮平君の新譜「恋はマーブルの海へ」がとってもいい。
エンドレスで聞いて、自分の中を流れる血が濁らないように必死である。

もう十分ちゃんと一人になったし、分別もついたし、今なら苦しくても誰かにしなだれかかったりせずに自分の二本足で立つので、
心の温かくて目の綺麗な恋人を下さい。石神さま。

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