#68 トライしなければエラーはない
相変わらずこなせないタスクを抱えて、足りない自分を許せないまま歩く日々が続いている。最近は爆弾低気圧の半殺しに遭い、忙しさと寒さで喉をやられかけて慌てて葛根湯を飲んだりした。相変わらず職場にいる時間が退屈で、noteの下書きが増えていく。停滞が嫌い過ぎて習い事の体験を申し込んだりした。何か新しい出会いや刺激が欲しいと模索は続く。
世界中を飛び回っていた咲子さんが今を生きていたらどう思っただろうか。自由に行きたいところにも行けない閉塞感の中で、新リーダーは国民の苦しみを逆撫でするようにニタニタと笑う。
最近完全なる自分のエゴで、大切な人に壮平君の歌を送った。聞いてくれるかは全く分からないが、「銀河の果てで彷徨う君に投げキッスをあげるんだ」という歌詞が、彼の日常に寄り添えばいいと思った。とにかく自分を心配するのと同じだけ心配をかけられる存在がいるだけで、少しずつ優しくなれる。
今私が置かれる場所はスピード感が本当にゆったりで停滞してはいけないと良く思ってしまう。かと言ってすぐに抜け出せるような条件も今はない。だからこそ自分の人生への思慮によくシフトしてしまうし、褒められた話ではないが、待機時間に出来ることを日に日に増やしていくことに熱をかける。きっと今私が真ん中に抱えている悩みはありふれていて、新入社員たちが通ってきた道なんだろうと思う。全部わかってしまうから、苦しいときもよくある。
誰しもが来年こそは…と願っていて、祈っていて、声高に夢を謳われた2020年は平行世界でなら輝くのだろうか。こんなにも虚しさが募る年末は初めてである。そして書きたいのに上手く進まない状況は続いている。スランプは底なし、生きている価値を感じたくても人間は未熟でこそ人間であるので、無理な時もある。
前を向きつつある心と止めどなくめぐる思考の明暗コントラスト。20代前半は咲子さんもよく言っていたけど、本当にバランスを崩しやすいのかもしれない。理想と現実の距離が良く見える時期でもある。
トライをしなければエラーはないという言葉が思い出されるこの頃よ。ソフトボールをしていた時に良くコーチに言われた。人生の経験値がここまで増えているのは、トライしてきて自分の歩みの賜物だと胸を張れる気持ちもある。とにかく仕事や夢追いの最中では足りないことの方が多く、簡単に落ち込んでしまうので、生活が大切だ。なるべくおしゃれをして好きな音楽を聞く。部屋を片付けてスタイルの維持し、好きな人たちに会いに行って新しい出会いを掴んでいくその生活が。生活の充足とコロナ対策の拮抗…最近はめっきり自信がない。国が抑え込む対策を全く講じてくれないので、自信はついえた。生活をまた犠牲にすることを考えると気分が沈んで足がすくむ。止めるのなら、せーのっ!で止めてほしい。このままでは無理なことは確かだ。夏頃の第二波とはわけが違い、三寒四温の嫌な天気の中、ウイルスばかりが元気だから。
一人一人がどうしたって自分が生きていくのに必死な中で、ほんの少しずつでも幸せを分け合って明日をまた生きて、そうやってトライしてエラーして進んでいくために。また書きます。
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