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#61 時間に追われたくない

社会人になって、自分で自由に使える時間は明らかに減っている。
仕事で疲れ切って退勤後に何もする気が起きなくなる夜や、体調の悪い夜は仕方がないが、以前からの惰眠をむさぼる習慣が完全に足を引っ張っている。

前は良かった。惰眠を貪っても残った時間は今より潤沢にあったから。
今、それは確実に通用しない。

しかし、私はどうも時間に追われるのが苦手である。
どうしてもスケジュールをがちがちに組んでこなしていくようなやり方をすると気疲れでクタクタになってしまう。
精神も不安定になっていく。

限られた時間で、時間に追われすぎずに正しい努力を重ねるにはどうしたらいいのか!!!悲しい。

最近「Produce 101 Japan」というオーディション番組にハマって(今更)、努力する男の子達を見ていた。キラキラと眩しくて己を反省することばかり。
一方で竹原ピストルの「よー、そこの若いの」という歌の一節が好きだ。

とかく忘れてしまいがちだけど とかく錯覚してしまいがちだけど
例えば芸能人やら スポーツ選手やらが 特別あからさまなだけで
必死じゃない大人なんていないのさ
よー、そこの若いの
こんな自分のままじゃいけないって
頭を抱えている
そんな自分のままで行けよ

いつでも思うのは、何年かかるかわからないということ。
実力はなかなかつかなくて本当に苦しくてもどかしい。
今のままでは届かないことを日々痛感して動けなくなっている。

人それぞれの幸せの形がある。
誰かの生き方に口を出せる人はいない。
誰もが人知れず悩みながら生きている。

それでもここにいよう。
ここにいちゃダメだなんてことはない。
振られたからと言って一生誰にも愛されないわけではない。
仕事がうまくいかないからと言って必要のない人間ではない。
一歩一歩歩むこの足が、命を燃やす温度を感じていたい。

私が苦しい時、誰かが背中をさするように
誰かが苦しい時、背中をさすれるように。

私はみんなが言うように凄かない。夢を追っているだけで、叶えていない。
日々の怠惰はなかなか減らない。努力はものすごく足りない。
でも、こんな自分がもどかしいままの自分で歩んでいきたい。

味方してね。私の神様。



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