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#67 Self management

最近の変化。部屋にドライフラワーを飾り、ワックスキャンドルを吊るした。
「BOJO」を始めて自分の一日の消費タスクの量や習慣化の過程を監視することにした。服を少しエレガンスにし、黒いレザーの時計を買った。

 11月は忙しさに加え、気候変動に翻弄されて生活が乱れに乱れた。それでも何とかしようと毎日部屋のどこかしらを綺麗にするタスクを自分に課していたが守られる日の方が少なかった。心無い他人の言動にも振り回され続けた。
 自己管理とは常に闘っている。やろうと思えば際限なく見ることのできるSNSが溢れる時代。時間の選択は常に命題である。時間は有限、やることは無限…律すると書く自律は本当に難しいことで、誰もができる事ではない。

 今月は職場の状況が一転し、在宅も混ぜられるスケジュール感であるので、ここ3日、職場を離れる時間を作ることが出来て、前を向く心があった。うんともすんとも落ちなかった体重が少し落ちたり!…(笑)

 落ち込んでばかりだ、2020年。上手くまかり通らない事の方が多くて当たり前という世の中の鬱屈とした空気も好きじゃなかった。失われた命も多かった。私は一年一年挑み続けることが好きだったし、環境をがらりと変えたり、とにかく刺激を自分から掴みながら生きていた。そこに来たこの2020という年は…ひたすらに忍耐、であった。耐え忍んで自分の夢と嫌というほど向き合っていた、と思う。仕事と夢、だけになっていった。勿論それが理想形だが…。職域の少ない職場にも悩んでいる。新人はそういうもんだと周りに言われても、出社してるんだしせめて何か汗を流させて!と。私はそういうシャカリキなところがある。

 イ・へインの「友よ、君は知っているか」という詩の中に出てくる「美しさのためには涙が必要」という一節が染みている。自分を大切に、助けてやることほど難しいことはないと良くわかる最近よ。
 人のバランスはいとも簡単に崩れるし、どんなに命のかかったような夢や目標を追っていてその人が輝いて見えていても、日々が過ぎるその重さに潰されそうに切に生きているだろう。理想と現実の遠くて儚い目が眩むような距離。。。

 「スタートアップ 夢の扉」という面白いドラマを睡眠を惜しんで見ていた。要するにITスタートアップの青春物語ではあるが、親子の絆、若者を応援する健気なおばあさんなどなど、そういうハートフルな面にグッと来た。いつだって、夢は独りよがりではない。その過程で関わる親や友達、同僚だって。話した話していないに限らず、皆に関わってくるのが夢、な気がする。2話でナム・ドサンが「君の事業には将来性がない」とはっきり言われるシーンで、ものすごく胸が痛んだ。ソ・ダルミが働きぶりに関係なく契約切れを通告されるシーンも…やるせないが真実が詰まっていた。いつだって能力ある人間でも損することが日常茶飯事である世の中である。なんとも切なく、だが真実である。

 いずれにせよ、いかに自己管理能力を高めるかが今後の成長に関わるという事は自明である。ここ最近辛いことを何度か経験して、それでも立ち上がるときに味方が背中を優しく押してくれるのを感じている。去年のこの時期は失う人が多くて独りよがりが最高潮、誰と会っててもつまらないし、共倒れに身を任せたりしてしまって、最後にはクリヤのような重い咳風邪に身体をやられ、寝込んだ。もうあの日々のように逸れに逸れた道を歩くことのないように。大事な人に自分のエゴでしなだれかからないようになりたい。地に足をつけてどしりどしりと歩きたいし、歩いていかねばと思う。

 ああ、こういうのを書いていて、一回り強くなったんだなあ。取り留めなく書いてしまいました、反省してます笑

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