#100 青い炎
※ちっぽけな生活が100に到達しました。途中消してしまった記事があったような気がするんですが、一度は100本書いたということですので、次からマガジンを変えようと思います。
この間、酩酊の夜。夢追い人の親友に生存確認の電話を掛けたら、「生活の時間ですら惜しい」と嘆いていた。
言わば強迫観念のような"時間の浪費"の感覚に苛まれて、苦しみの渦にいるらしかった。
「死にそうだよ」というので年末年始の休みは全てを忘れて、演技の本も読まずに過ごせよと助言をして電話を切った。
彼に電話をするといつも責められている心地になる。時間を刻一刻と無駄にしているのは、むしろ私の方なのだから。君は偉い、偉いんだよといつも言って聞かせる。彼はそれでも空虚の中にいて、空返事を繰り返すのだが。
孤独になりたい時、都内の寺院や神社に行く。
今お守りのように強く信じる神様があって、今日もそこに行ってきた。
すると驚くような偶然で私の背中をトンと押してくれた感覚があった。
とても励まされたし、嬉しかった。
後は状況が変わってくれることをやっぱり心の底から願うよ。
恋がしたいな、と思って
心の敷居を跨いでくれた気がした人がいたから
勇気を出して一歩踏み込んでみたんだけど、
やっぱり性格がだいぶ異なっているようで、
淋しがりな私にはちょっと難易度が高そうだ。
適当に折り合いをつけて、これ以上凍えない冬にしたい。友達が他にも新しい出会いをくれそうだし、今はバランスが少し悪いので、無理は禁物で、、、。
こうやって恋愛がまた遠のくのだろうか。
私は弱い、のか。
でもなんか、何となくまた同じ失敗を繰り返す気がしてる。勝手に舞い上がって勝手に裏切られたように思い、傷付くという、生産性のない負のスパイラルに身を投じそうになっているのだろう。
だから相手を困惑させる前に大人らしく潔く、身を引くことにする。
寒くて寒くて寒い。
いくら重ね着しても毛布にくるまっても、ストーブや暖房をつけてもだ。
そんな中、背中を丸めて今日もプロットを書く。
私の中の青い炎は絶やすことなく火を燃やし続けている。誰も知らない、誰も触れられない温度で私の中をたぎっている。
その強い光が、世界に届くまでは孤独は続いていく。
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