#77 いつか爛漫
早くミモザを買いたい。
休日が「あっ!」と言う間に過ぎてしまう程、仕事に追われて生きている日々の中で、今月も気圧は大暴れ将軍だし、夢なんて追えるわけないだろう。
と、どうしてもなりたいな、悔しいな。の狭間をまた行き来する夕方。
小さな産声をあげた主人公2人を爛漫と咲かせるためには、弱音を言ってられず、明日も働く身ながら今夜頑張るしかないんだけど、なんたって毎日毎日マッハの速度で過ぎていくの?
自分で課した錘に、いつも軽率に押しつぶされそうになってしまう。
お前は知るのか?季節の終わりに散る椿の美しさを。
神田伯山さんの「グレーゾーン」という創作講談を聞いて最近はちゃめちゃに感動していた。去年、公募用を書いていた頃を思い出して、大1で書いた家族の話を思い出して、まだまだいける!もっと上手くなれる!いつかは大河を書いてる!!!って。悲しいくらい自分に自分で明るい声をかける。
私だって、毎日クソどうでも良い粗探しをして圧迫してくる局達にいつまでもおもちゃにされてるわけにはいかない。
いつかは、いつかは。
椿のように爛漫と咲くし、
ミモザのように小さくも異彩を放つ。
いつでも思う事だけど、
見てろよ。
駆け出しですが、働きながら書き手を目指しています。コンテンツを気に入って頂けたら、是非サポートお願いします。創作の糧にさせて頂きます!