「眠狂四郎無頼剣」の二大円月殺法は単なる話題作りではない?
シリーズ8作目「眠狂四郎無頼剣」は、市川雷蔵の眠狂四郎シリーズでは賛否両論だそうだ。それは、今作での狂四郎が狂四郎らしくないという感想が大きい。
今作は敵役の愛染こそが主人公だったと言ってもいい。それは、愛染が狂四郎の剣法である「円月殺法」を使ったことにあると思う。
円月殺法とは狂四郎の必殺剣で、刀で円を描き、敵を催眠状態にする術だ。
愛染が今回、狂四郎と同じく円月殺法を使う。
「敵も円月殺法使うんだってよ〜!」みたいな話題ウケを狙ったのか。
それとも、ストーリーに深く