編集作業でUIデザインについて考えることになろうとは
最近やっているMGSPWのUIデザインが好きだ。好きというか、多感な時期にPWをやりまくっていたのでそのデザインに慣れ親しんだ、というだけのことかもしれない。とはいえPSPに最適化された処理の軽い、それでいて洗練されたデザインであるPWのそれは、素人が形だけ真似するにはちょうどいいし、動画でちょこっとパロるのにもってこいだ。
ということで現在絶賛編集中の旅行記で少しだけMGSPWのマップとアイコンを使わせていただいた。画像ソフトで作成したベースとなるアイコンと簡略化された地図を、編集ソフトでアニメーションとして動かす。なかなか悪くない出来になった。それなりに原典を再現できたと思う。旅行のメンバーにも一人か二人くらいは元ネタのわかる奴(というか小・中学生で一緒にやっていた奴)がいるので、引用元を当てる楽しみも味わえるだろう。詰め込みたいネタが無限にあるのに当人の技倆が覚束なくて断念、という経験ばかりだった今回の編集において、珍しく優先度および完成度の双方をそれなりに高い水準で実現できたことは喜ばしいことだ。
はからずも一部、二部、三部構成になっているのだが、一部は旅番組風、二部はゲームからの引用多めという結果になってはいるが、三部は映画風になったりするのだろうか。ドラマのようにアバンタイトルをつけるのはありだが、ひとつの動画内でそれをやるのはどうかと思うし、そもそも一部だの三部だのは進捗を友人に見せた関係上、作業行程が三段階に分かれていただけに過ぎないので、とかく何かテーマを決めてやるということはしないと思う。まあ、アバンはないのにCMはある、という謎編成なのだが。
ところでYouTuber風になってないのか、と思われる向きがあるかもしれないが、ええと、全編通して弱小YouTuber風の動画となっております。当たり前だ。技術も金もないのに「YouTuber風」から特権的に脱け出せるはずがないのだ。編集もアニメーション作成も撮影もすべてがトーシロである俄コンテンツクリエイターが急に映画やPVクオリティの作品を魔法のように産み出せるわけがない。
ということで、しばらくはこの路線……つまり決まった路線のない進行でだらだら編集していくことにする。