前回の続き。これでだいたい夢でみた範囲は終わりかな。ただもっと先を予想させるような終わり方だったし、肝心の「仕事」についてはまったく触れず仕舞いだった。
なんだかこうもリアルな夢だとMoMの平行世界を夢に見る、みたいな設定なんじゃないかとさえ思うな。ただ菌類の設定はどう考えても無理がある。あのへんはラストオブアスとかの影響が大だろう。鮮やかな黄や赤といった菌類ではなく、人の背丈ほどもある榎茸みたいなきのこが地面に横たわっているというのはラスアスとは違うが。それにしてもマズそうなきのこだった。
都市の独立はデスストだし、モチーフとしてはチャイナ・ミエヴィルがあったような気がする。進撃の巨人の壁っぽさもある。密入国に関しては現実のメキシコ-アメリカを参照しているはずだし、それは『ボーダーライン』とその続編、あとはキュアロン息子の『ノーエスケープ』からハンターの着想を得ているっぽい。
ブローカーは『ストーカー』だろう。現実のブローカーというよりは、ゾーンへの道案内をする彼らの方がイメージに近い。チェルノブイリで放蕩する若者ではない。
どんぐりはよくわからない。僕の子供時代の経験が反映されているのだろうか。べつにどんぐりに特に思い入れはないのだが。ただどんぐりを食用にする、というのには少しだけ憧れがあった。縄文時代の日本ではどんぐりを原料にしたパンのようなものが食べられていたと仄聞したことがあるから、そこからの発想かもしれない。虫がいそうだからいま食べる気にはならないけど。とはいえ、地方などでは郷土料理として親しまれているようであり、そちらは是非とも食べてみたい。こんど旅行にいくときはちょっと検討してみよう。