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職場のある1日

2024年11月8日

「7時45分に難民局(LAF:Landesamt für Flüchtlingsangelegenheiten) に行ってください」

「左側のトイレの鍵は開いています」

朝の7時台から住民とロシア語でやり取りをする必要のある職場。テーゲルのウクライナ難民到着センターに身を置くのもあと2ヶ月弱かと思うと少しホッとしている自分がいる。ベルリンで「普通に」日常生活を送っている限り、どうがんばっても接点のない世界だからだ。

テーゲル空港の跡地に位置する、という点においても意図的に隔離された空間であるといえるだろう。

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