秋休みの小旅行④〜リューゲン島のクレプティッツ、グロヴェ
リューゲン島に来てから4日目。毎日、潮風や日光に当たっているせいか体がいい具合に疲れている。
今日もお昼前に陰性証明をもらいに行き、そこから30分ほど車を走らせたところにあるクレプティッツ(Kreptitz)の自然公園に行ってみた。相方曰く、化石がたくさん見つかる海岸だという。
朝からプールに行きたかった息子も初めはグダグダしていたが、急な階段の上から砂浜を目にした途端、何も言わなくなった。自然は壮大で偉大なのだ。
確かに石は多い海岸ではあるが、化石らしいものがさっぱり見当たらない。「イカ!イカ!イカはどこ!」と言いながら探すものの、さっぱりだ。
ここには本当に自然しかなく、近くにカフェもレストランも見当たらない。昼過ぎに出発したため、歩くとすぐにお腹が空いてしまった。レストランを目指すも残念ながら営業しておらず、ブレッツェルというハート型に焼かれたパンで小腹を満たしてから車まで戻る。
往復で2時間ほど海岸沿いを歩いたことになる。行きがけに目に止まったグロヴェ(Glowe)という少し栄えていた町まで戻り、遅いランチをとることにした。
これで前菜のボリューム。娘が頼んだタリアテレが2人前くらいの量だったので、それも少し分けて食べる。エビにも乗っている手作りのペストが美味しく、ペロッと食べてしまった。
何度か車中から目撃していたものの、写真に取れなかった渡り鳥やクロヅルの群れも何とか捉えた。
彼らの姿が見られなくなったら、本格的な冬の到来ということになるのだろう。10月も既に半ば。ドイツの暗くて寒い冬がもうすぐやってくる。
グロヴェのビーチも閑散としている。夏場はかなりの人出で賑わうのだろう。秋の静かなビーチも悪くはない。
それにしても、子供たちも相方もみんな体力あるんだよなぁ。家に戻って30分くらい休憩しただけで、また17時頃にプールに出かけていった。19時頃まで泳いでくるつもりなんだろうか。おかげでこのnoteも、こうしてゆっくり書けるんだけれど。
明日はリューゲン島から橋を渡ってすぐの、*シュトラールズントに寄ってからベルリンに戻る予定。
*翌日は横殴りの雨になったので、まっすぐベルリンに向けて出発しました。短い滞在だったので、天気が崩れず本当に良かったです。
サポートは今後の取材費や本の制作費などに当てさせて頂きたいと思います。よろしくお願いします!