どこかモヤモヤとした気分
今日は朝から検査のために病院へ。自宅から地下鉄で15分くらい離れた場所だったので助かった。パラパラと雨が降ったり止んだり。それほど濡れずに済みそうだったので、地下鉄の駅を別方向から上がりスーパーに寄ることにした。病院の方は待ち時間も30分ほどだったので、お昼前には帰宅。
帰宅はしたものの、何だかスッキリしない。こういうのをモヤモヤした気分、というんだろう。天気のせいかな、何でも天気のせいにするのが手っ取り早いし説得力がある。
今日はいつもより寒いから。
空が曇天で日が差さないから。
雨が降っているから。
バリエーションも割と豊かである。
まぁ、なんというか実際は、いつもとは違う産婦人科医だったので色々と気疲れしたのが原因なんだと思う。そして、ドイツの産婦人科医は開けっぴろげすぎな嫌いがある。
それはともかく。何だかぐったりしてしまって、今日はもう仕事で根を詰めるのはやめることにした。こんな日に無理に頑張ろうとしても逆効果なのが目に見えていたからだ。
好きな音楽を聴きながらKindleを手にしたり、ゲームをしたり。夕飯も簡単にチキンスープにした。体もあったまるし、一石二鳥だ。ついこの間まで日本にいて、あついー、あつすぎるー、と言いながらベッドの上でゴロゴロしていたのが嘘みたいだ。もうこちらはすっかり秋。
ついこの間、ゴルバチョフが亡くなったと思ったら、今度はエリザベス女王陛下の崩御のニュース。それぞれ、91歳と96歳。ひとつの時代が終わった、という印象しかない。今の時代は後にどのように語られるのだろうか。どちらかといえば、「暗黒」寄りのような気もするのだが。
自分の人生もここ数年はどちらかといえば「真っ黒」な感じである。何がと言われても説明に困るんだけれど、それこそ冒頭のようなどこかモヤモヤした感じが続いているのかもしれない。反抗期ならぬモヤモヤ期。そんなものがあるんだとすれば、だけれど。
これも天気のせいにできれば楽なんだけどな。
でも、人生そんなに甘くはないのである。
タイトル写真:UnsplashのTobias Stonjeck
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