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お役御免!

割と寝不足の月曜日。週末に夜更かしをするので、月曜日はどうも調子が狂うのだ。大したことではないが、ちょっとした変化が地味に効いてくるのが以前とは違う。

こういうちょっとした不調の積み重ねが怖い年頃なので、今日は早く寝るために二度寝は避けた。というより、娘の授業が朝から2時間休講になったのでわちゃわちゃして寝るタイミングを逃したのである。

寝る代わりに筋トレをし、電話を何度か入れた。そろそろ1ヶ月経つので髪を染めつつ洗濯機も回す。自宅で仕事をしていると全てが同時進行になる。これはもう好き嫌いというか、こんな状況で仕事になる人とならない人とにはっきり分かれるような気がする。

子どもたちが保育園に通っているときは、もっと大変だった。冬の保育園などあってないようなもので、行ったと思ったらすぐになにがしかの菌やウイルスを持ち帰ってくるので、自分も体調を崩す上、子どもも家でウンウン唸っていたりする。冬の風邪は嘔吐を伴うものが多く、毎日熱湯でタオルを洗ってばかりいた。看病しながら仕事をすることに比べれば、髪を染めながらメールを書いたり電話を入れたりすることなどなんてことはない。

ママーっ!と2分おきくらいに呼ばれることも、さすがに最近はもうない。このママーっ!の応酬というものはやられた人にしかわからない、非常に厄介な代物で何をやっていても最後まで到達することがない。洗濯物を干していても途中で放り出してそのまま忘れてしまうし、電話をかけるのも、ちょっとした調べ物をするにも一苦労。一番大変だったのは、自宅に息子がいる状態でインタビュー起こしを6時間分訳す必要があったときだ。これはなぜそんな羽目になったのか今となってはさっぱりわからないが、本気で頭がおかしくなるのではないかと思った。テーマは確か「難民問題」だった。

だから、小さなお子さんが家にいる人は全部ひとりでしようとしないで、早めにSOSを出して欲しいと思うのだ。自分がうまくできなかったので、倒れる前に誰かに頼って欲しい。

今から思えば、子どもたちにもずいぶん無理をさせたのではないかと思う。締め切りがある上、作業量が多すぎたりすると、どうしても不機嫌になってしまうからだ。親が無理をすると必ず子どもにも弊害が出てしまう。今ならわかるんだけれど、渦中にいるときはひとりで何とかしようとしてしまったし、実際それで割と大変な目にもあった。

だから、というわけではないが、最近はもうそこまで頑張る必要性を感じていないし、やる気もないのである。もう十分頑張った。お役御免!


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