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テンプリーン最終日
月曜日にベルリンからテンプリーンに来てから、あっという間に金曜日になった。特別なことは何もしていないのだけれど、子どもたちと毎日スイッチでポケモンをやったり、小さな町を散策したり。それはそれでとてもいい休暇になった。ただ日々をゆっくりと過ごすだけ。
風邪気味の息子も体調がそれほど悪くはなさそうだったので、テンプリーンにあるもうひとつの湖、リーベック湖の側にあるレストランでランチをとることにした。それがこのレストラン、ドイツとは思えないほどサービスが良かった上、料理もとても美味しかったのだ。小さな町のレストランにはもったいないくらい。
客の挙動を事細かに把握していて、言われる前にフォークを持って行ったり、子どもたちに「残さず全部食べなきゃダメだよ〜。食べたらいいものあげるね」なんて嫌味なくさらっと言ってみたり。とにかく楽しそうにクルクルよく動く男性で、店内の雰囲気が彼のおかげでとてもよくなっているのがわかる。天性のウエイターなんだろうな、と感心した。こんな人がドイツでもたまにいるのだ。
肝心要の料理もとても新鮮で作りたての味がした。ハンブルク風シュニッツェルという目玉焼きの乗っているドイツ風カツレツを注文。添えてあるじゃがいももベーコンとネギが絡まっていてとてもおいしかった。
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風邪気味の息子もぺろっと食べていたくらい。残念ながらテルメ再訪には至らなかったが、じゃあボーリングでもしようか、という流れになった。小さな町のボーリングは外観がちっともそれらしくない4レーンだけのこじんまりとした施設だった。結局、3ゲームして帰宅。天気が良かったので、その足でカメラ片手に町をぐるっと歩いたがさすがにクタクタになった。
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テンプリーンの町はコンパクトでとても歩きやすいが、目印の塔がどれも似かよっているので何度か方向を間違えたりもした。以前、偶然見つけたホーフ(中庭)にあるフラムクーヘン(フランス・アルザス地方で生まれたピザ風の郷土料理)のお店は残念ながら「冬季休み」で営業はしていなかった。どうやらこの時期はシーズンオフらしい。
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今朝は10時前にアパートをチェックアウトし、車で1時間半ほどかけて戻ってきた。途中、雨脚が強まったが、ベルリンに着いてしばらくすると晴れ間が出てきた。来週は冷え込むがその分、天気がいいらしい。久しぶりにベルリン以外の場所でゆっくりできたので、今月も乗り切れそうだ。
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