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Plastics Smartとレジ袋

レジ袋

7月1日よりレジ袋が有料となりました。大量のものを買うときはしっかりしたエコバッグ(トートバッグ)を持っていくし、片手で持てるようであればレジ袋は使用しないのですが、両手で持てるぐらいの量であればやはりレジ袋が欲しくなります。

数円なので購入すればいいのですが、どちらかというとやはり購入したくはありません。数円でも必要がないものを購入したくないし、わざわざゴミを増やすのも気が引けます。

これがきっかけで「軽量のエコバッグを購入しよう」と探し始めました。

Plastics Smart

ネットでエコバックを探していると見たことがないマークを見かけました。

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「このマークはなに?」と思い、調べていくと環境省が行っている取り組みでした。

ポイ捨てなどにより、回収されずに河川などを通じて海に流れ込む「海洋プラスチックごみ」が日々発生しています。
世界全体で日々大量に発生する「海洋プラスチックごみ」は長期にわたり海に残存し、このままでは2050年までに魚の重量を上回ること
が予測されるなど、地球規模での環境汚染が懸念されています。
こうした問題の解決に向けては、個人・企業・団体・行政などのあらゆる主体が、それぞれの立場でできる取組を行い、
プラスチックと賢く付き合っていくことが重要です。
環境省では、そうした取組を応援し、さらに広げていくため「プラスチック・スマート」キャンペーンを実施しています。

昨年のG20をきっかけにスタートした取り組みです。行う内容を簡単に書くと個人・団体も含めて「プラスチックと賢く付き合っていくこと」です。

「ゴミ拾いをした」「エコバッグを使った」「プラスチック素材を使用しない製品作り」「バイオマス素材を使用している」など何でもOKです。

個人ではSNSでの発信、自治体・NGO・企業などは行った取り組みをサイトにて登録して取組事例として紹介してもらえます。

本日付で1,224件の事例が紹介されています。多くの団体が取り組んでいるのにも関わらず、全く知りませんでした。

1人1人がゴミについて考えようと意識を持つので『Plastics Smart』は良い取り組みだなーと感じました。

意見それぞれ

レジ袋有料に賛成する一方で、反対派の意見も多くあります。SNSでは「海洋ゴミがウミガメへの影響はない」「エコバックは不衛生」「レジ袋だけでは環境に効果がない」などいろんな意見がありました。

もちろんレジ袋だけを減らしてもG20での目標は達成できません。そもそも昨年から紙ストローや紙袋を採用している企業があったにも関わらず、そのときは今回のように反対派は少なかったように感じています。日頃からお世話になっているものが有料になったことで多くの意見が出たのではないかと感じています。

少しでもゴミが減るのであれば有料でいいし、レジ袋と一緒に箸やスプーンなども有料にすればいいのです。必要なときに購入するだけで今までの使用量より間違いなく、削減されます。

「レジ袋が有料になった」ではなく、「レジ袋は海洋ゴミになる」の意識が大事です。

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