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苦行2 Devil Steps(無限階段廊)第二形態

概要

久々の苦行ワールドレビュー記事です。誰も待ってない気はするけどお待たせしました。今回は11/14アップロード、現在ラボ入り中の苦行ワールド、Devil stepsです。#VRC苦行部の方々の情報を発見したのでプレイしてみました。

ワールド名:「Devil Steps(無限階段廊)第二形態」
所要時間:2時間半
ざどめっか的苦行度:3(苦行中上級者向け)

ちなみにこのワールドは第二形態とのことで、かなり前に達成した人がいらっしゃったようなので達成に1万段で済んでいたのが5万段昇らされる羽目になりました。よってこれ以上凶悪化しない為にも第二形態でとどめを刺そうとそう思ったわけであります。第三形態?知らないなぁ。


ワールドの仕様


このワールドはその名の通りずっと上まで続く階段をひたすら昇り続けるワールドです。ただし、まっすぐな階段ではなく、ところどころ曲がったり折り返したりするのでWキーをずっと押し続ければ達成できるというワールドではないようです。

それどころか、この階段を作った人は建築基準法を1ミリも知らないのではないかという位クソみたいな仕様があります。

階段に柵がない

この階段の両端には柵がありません。よって操作を誤ると落ちます。
そして落ちると最初からやり直しです。
階段は人生の様なもので、いつまでも昇りだけなんじゃないんだなと考えさせられるまさに哲学的(白目)なワールドなのです。

欠陥建築

このワールドにはだいたい1万段までは500段ごとに踊り場があり、それぞれに看板が立てられていて毎回作者からのありがたい言葉を頂けます。しかし踊り場ごとに油断したプレイヤーを絶望の淵に叩き落とす欠陥建築がところどころにあります。階段の入口がズレている。ちょっと踊り場と階段の間が離れている。超邪魔なところに看板がある。そして操作を誤ると落下。気をつけていれば落ちることはありませんが、常に絶妙に集中力を要されるところが苦行ポイント。ただしこれらの要素は1万段目までで、それ以降は戦うものの対象が変化します。

1万段目の看板。ここは終着点ではなかった…

水プロ並に変わらない景色


一生変わらない夕焼けの美しい情景

5万段を目指す上で絶対に対峙しなければいけないのは「ひたすら続く虚無」です。それはこのワールドに限らず、ほとんど「苦行系」とされるワールドにつきものです。この階段の場合、音もない、変わることもない、ただただ続く黄昏時を臨みながら階段を昇ります。1万段目まではプレイヤーの精神を破壊しかねない「罠」がところどころにありましたが、1万段以降にはそういった罠は少なくなります。※全くなくなるとは言ってない。
しかしその後に待ち受けるのはひたすら続く虚無と押し寄せる不安。これまで500段ごとに設けられていた踊り場がなくなり、段々と永遠に続く階段へと変貌していきます。あれ、それって手n((ry
しかし恐らくここで脱落するプレイヤーは存在しません。なぜならその段階に来るプレイヤーは既に1万段手前に虚無に耐久してるからですね。()


注意点


VRChatに出てくるこのキーボードにも落とし穴

VRChatのワールドにはワールドの原点から離れすぎるとメニュー等のUIが震えるというバグがあり、ワールド作者側から対策をしていない限りはどのワールドでも起こりうる現象です。巨大なワールドではこの現象が発生しやすいです。
この階段も例に盛れず、3万段ごろからだんだんこの現象が起こります。それ自体は階段昇りに直接的な影響はしませんが、メニューを開くときには要注意です。なぜならUIが歪みだすと、クリックの当たり判定もズレるので、意図していないところが押される可能性があります。そしてもし意図せず押されたボタンが「リスポーン」だったら?→死
なので階段昇っている最中はなるべくLaunch Padを開かないようにしましょう。苦行に堪えるあなたが絶望にぶち込まれないようにね。
あと文字入力もやめたほうがいいです。たまにこのキーボードバグが発生することがあり、入力していると突然押せないキーが出てきたりします。そして無理やりキーを押すとなぜかリスポーンしたことがあります。
よってこのワールドで同じ現象が起こると死です。

そしてVRChatのタイムアウトも大いなる敵です。苦行中に「VRChatは応答していません。」とか「タイムアウトしました。」とか出た瞬間「死」です。私は一度bus to Nowhereで苦行中にVRChatがタイムアウトして強制的にワールドをリジョインさせられ、18時間の苦行が水の泡になり発狂したことがあります。


最後に

というわけで無限階段廊Devil Stepsの紹介でした。完走した感想と致しましては、確かにこのワールドも例に漏れず普通の人には到底耐えられない苦行だと思いますが、4~5時間日本中を飛び回り続け、18時間同じワールドで耐久し、木こり苦行を初心者向け苦行で片づけ、原付で福山から出雲、そして山口まで走り続けた後ガス欠して18km徒歩でGSまで向かった私ざどめっかさんにとっては「この程度で俺を倒せると思っているのか」という感じでしたね。え?第三形態?なんのことでしょうか…
しかし端的にこのワールドにいうことと言ったらこれですね。

作者はちゃんとこの階段昇ったんですか?(白目)


最後の最後でこんなん言われるから気を付けるんやで。果たしてこの間に罠があったかどうかは君の眼で確かめてくれ。

あと、このワールドを制覇した俺であるが、作者から「医者に行け」っていわれた気がする。

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