【一人企業リアル失敗談 5話/22話】「完璧」を求めすぎて動けなくなった日々:スピードの重要性

みなさん、こんにちは!

今日は「完璧を求めすぎて動けなくなった日々」についてのお話をしたいと思います。

特に、自分でサービスをリリースしたり新しいプロジェクトを始めたりする時に、完璧主義が原因で前に進めなくなる経験、ありませんか?

私は起業当初、この「完璧主義」という壁にぶつかり、なかなかリリースまでたどり着けない日々を過ごしていました。

例えば、「もっと機能を追加しないと」「まだ準備が足りないかもしれない」と考えるうちに、気がついたら締め切り日を過ぎ、リリースがどんどん遅れる…。そして、その遅れがまた自己嫌悪を生み出すという負のループに陥っていました。お金もどんどんなくなっていきますw。

恐怖心と完璧主義が足を止める理由

自分のサービスをリリースするのって、とても怖いですよね。

それって、「もしうまくいかなかったらどうしよう」「世間に否定されるのが怖い」という気持ちが強いからだと思います。

会社員時代なら、失敗しても「組織全体の責任」という安心感がありますが、個人でサービスを作ると、自分そのものが否定されるような感覚になりがちです。

私自身も起業したての頃、リリース直前で立ち止まってしまうことが何度もありました。「もっと良いものを作らなきゃ」と考え、サービスの完成を目指しすぎるあまり、リリースを何度も延期したこともあります。

ですが、その度に心の中では「本当に自分はこの仕事に向いているのだろうか?」と自己嫌悪に陥り、動けなくなる…。

スピードを優先するための工夫

そんな私が少しずつ抜け出すきっかけとなったのは、「とにかく出してみる」という考え方でした。もちろん怖さはありますが、これを克服するためにいくつかの工夫を取り入れました。

  1. リリース日を先に決めて公表する
    「完成してから発表」ではなく、リリース日を先に決めて周囲に伝える。こうすると、「もう逃げられない」という状況を作ることができます。

  2. 最小限の機能でスタートする
    完璧な状態を目指さず、「最低限の形」でまずリリースする。そしてリリース後にユーザーからのフィードバックを基に改善していけばOKです。

  3. リリース後に得たいものを明確にする
    ただリリースするだけではなく、「このサービスを出して何を得たいのか?」を具体的に設定します。例えば、「初月に10人のユーザーを獲得する」「レビューを10件もらう」など、小さな目標を設定することで、リリース後の行動が明確になります。

サービスをリリースすることの意味

大切なのは、「完璧でなくても、まず出してみる」ということ。実際、サービスを出した瞬間から多くの学びが得られます。

最初から全てを完璧にする必要なんてありません。むしろ「未完成だからこそ改善の余地がある」と考えると、リリースが一つの大きな一歩になります。

完璧を求めすぎると、動き出すタイミングを永遠に失ってしまうことがあります。何も出さなければ、どんな反応があるのかもわかりません。ですが、リリースしてみれば、ユーザーの声や数字から多くのヒントが得られます。これは、実際に動き出さなければ気づけないことばかりです。


まとめ

完璧を求めること自体は悪いことではありません。

ただ、そのせいで動けなくなってしまうなら、少しだけ考え方を変えてみませんか?まずは「スピード」を意識して、小さな形で良いのでリリースしてみる。そして、出したものをもとに改善を重ねていく。このサイクルが、結果的に大きな成長を生むはずです。

さあ、あなたのアイデアを形にしてみましょう!一歩踏み出せば、きっと新しい景色が見えてきますよ。

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