C102サークル参加とパレットタウン大観覧車本の振り返りと反省会
改めまして、C102でさむらい工房のブースへお越し頂きありがとうございました。なかには完売で無駄足を踏ませてしまった方々もいてすみませんでした。
いつもセルフ反省会で終わる振り返りを書いてみようーーー。
今回はそんなnoteです。
新刊『観覧車のあった街 ~さよなら、お台場パレットタウン大観覧車』
本を作るまでの経緯はこんな感じでした。
観覧車の解体方法を知りたいから定点観察してみた
ツイートをまとめたら面白いんじゃない?でモーメントとTogetterにまとめる
本にしてみたら?というフォロワーさんの話で着手
苦手な部分(レイアウト・デザインや装飾)はテンプレートを使ったりフォロワーさんに依頼しよう
ホントに出来ちゃった ← 今ここ
そんな訳で、臨海副都心のアイコンがなくなる変化を記録としてまとめた本です。同時に、お台場に街の変化を表現する人がいなさそうなので試みとして面白いと感じて挑戦した次第です。
前半はこれまでのストックフォトを用いて、メジャーなところから殆どの人が気付かないような構図まで大観覧車がどのように見えていたか振り返る形にしています。明記してないですが、観覧車を中心として遠いところからゴンドラの中へと観覧車のように大回りして辿り着く構成にしています。
後半は絵日記のような形で定点観察とスナップショットを交互に並べていくスタイルにしています。当初予定ではこの後半パートのみを本にする予定でしたが、それだけならぶっちゃけTogetterのまとめで十分なんですよね。
そのため、前半の風景写真を盛り込み、飾り枠などをフォロワーさんへ依頼して作り直しと改良を図りました。結果的にタイトルの通り「観覧車のあった街」からも捉えられる本になりました。
自分の悪いところとして、当初設計した内容で作ったら物足りなくて大幅に作り直すところがあります。ガイドブックシリーズもそうだったりで…。結果的に尖ったものが誕生している気がしますが、今回もそうなったために二度手間を繰り返す方法は改善したいです。
とはいえ、これまでの同人誌は二次創作だったこともあり、今回初めてオリジナルに近い同人誌を作れたのが嬉しかったです。
しかも、午後の早い段階で完売…。ここは後ほどの反省ポイントでした。
難しいことを言ってる気がしますが、早い話がパレットタウン大観覧車というアイコンがあの街にあったことを振り返ったり、観覧車ってこうして消えていくんだなぁと街の移り変わりを楽しんでもらえればそれだけで充分というか、私的には泣いて喜びます。
虹ヶ咲学園でお台場の本を出すこと
同人誌を作り始めた時、虹ヶ咲学園で虹ヶ咲の本を出すことが目標でした。その後コロナ禍に突入し延期を経てC99Aで果たすことになりました。
なんやかや同人誌作りが続いて、"お台場の本を虹ヶ咲学園で出せた"こと初心を思い出す形で嬉しい限りです。
自分にとってこの街との接点は虹ヶ咲があったからこそなので、ある意味で方向性は違うけれど、これもまた作品と共に歩いている感じがします。
そこにあるのは"あなた"の一人として、先に遠くへ行っちまったアイツを超えて7th Seasonを歩んでやろうという気概や錯誤なのかもしれません。そんなこの街は7番目を冠している副都心です。
前日搬入はとりあえず申し込もう
後まわしにした結果忘れた前日搬入手続き。
A4サイズ68ページって思った以上にずっしりしてます。
いつも表紙180kg・本文110kgで作るせいもあるのですが……。
そこに既刊もあわせて全5種類は肩がもげるところでした。
次からは慢心せずに申し込みましょう…という反省点。
(それだけ色んな本が作れるのは良いことだと思ってます)
在庫は午後入場を意識した方が良い
いつも迷うのが持っていく部数。
今回の場合、事前に午後入場を意識できなかったのが本音です。コミケ側のルール変更によってもう少し動的に考えないといけないんだなと思いました…。まさか全てあの速度で完売するとは思わず…申し訳ない。
挨拶回りは後まわしにしない
これは冬コミとの勝手が違うことで予見できなかったことです。
気温に体力を削り取られてしまい、午後になったら挨拶回りがキツい。
そのため挨拶回りを忘れてしまったり、行くのを忘れていて向こうから来てくれて思い出したケースもあったりと…だいぶボロボロでした。
ベストはやっぱり設営完了からアーリー入場までの時間ぽいですね。
サークル名を変えよう
なんで「さむらい工房」かと言われれば、昔のアイコンが古田織部だった点と中須かすみ好き→パン→工房で作ったことで付けた名前です。
とはいえ、誰も分からんし伝わらん。
今のツイッターアイコンだと紐付かなすぎるんですよね。サークル名で呼ばれたことがほぼないですし、次回から変えようと思います。
何にしよう???
コミケ前の一番モチベが高い期間で次に取り掛かるのが理想かもしれない
3冊ほど「サークル当選→本作りでサバイバル生活→ギリギリ入稿」を繰り返してきた一方で、今回の観覧車本は5月完成予定のものを夏コミで出すことになりました。なのでスケジュール的にとてもゆとりを持って臨めました。
逆に言えば時間が出来たので、コミケ前の最も意識が高くなる時期に次の本のプロットに取り掛かったら面白いアイディアが沢山浮かびました。
そんな訳で、特に基礎になる部分はこうしたサイクルを続けられると良いのかもしれません。仕事と同じだぁ… 0(:q _ )=
終わりに
色々書きましたが、同時に、独力だけでは出来ないことが多く助けを頂いてここまで出来ています。観覧車の解体が始まったことを教えてくれたり、サークルの手伝いをして頂いたり、デザイン等の相談に乗って頂いたり、本のレクチャーを頂いたり。
気力が続く限りはやってみたいなぁと思うのでした。
次回は次のいずれかになる予定です。
「面白かった」「役に立った」など琴線に触れる部分があれば、スキなどのリアクションを頂けると今後書くモチベとテーマの参考になります🙏