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「新宿の目」に宿る魂


先日たまたま付けたTVで『新美の巨人たち』という番組をみました。

新宿駅の西口広場に行ったことがある方なら
一度は見たことがあるのではないかと思われる
「新宿の目」をデザインした方のインタビューをされていました。

私自身、あのオブジェを初めてみたときは
何だか見透かされているような、吸い込まれるような…
不思議な感覚でしたが
「なんでここに”大きな目”だったんだろうな」
と思ったことはよく覚えています。

番組はくしくもその時の私の疑問に
ダイレクトに答えてくれるものでした。

作者である宮下芳子さんいわく

「世の移り変わりをみる目を」

ということで作られたかと思いきや…
それはインタビュー用のコメントだそうで(笑)

本当は…

「いい男が歩かないかな」

と思って見ている目なのだそうです。

表向きのメッセージもおしゃれでいいですが、
後半の本音と遊び心、何よりその大胆さには痺れますね!

やはり、なぜか強烈に印象に残るものや
なんとも心惹かれてしまう芸術作品には
人間の本能だったり普段表立って表現しかねる内容が
カタチを変えて表現されているのだと改めて実感しました。

Photo by Anna Kolosyuk on Unsplash

私は芸術家ではなくビジネスマンですが、
仕事は最高の自己表現の場だと思っているので
そういう意味では同じ「表現者」として
学ばされることが多いと感じました。

いつかまた「新宿の目」の前を通る時は、
「あら、いい男が歩いてきたわ」と映るような男になれるよう、
日々表現者としての腕を磨いていきたいと思います(笑)

人事コンサルタント
金森秀晃

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