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スタートアップからジョイントベンチャーに出向すると学びが2倍になる話

こんにちは!LayerXから三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下、MDM)に出向してエンジニアとして働いているzabethです。この記事はLayerX Advent Calendar2023春の17日目の記事になります(アドベントカレンダー…?)。

僕はLayerXに入社して3年以上が経ちましたが、そのうち2年半は、三井物産との合弁会社である三井物産デジタル・アセットマネジメント(以下、MDM)に出向しています。今日はスタートアップから合弁会社に出向すると学びも経験も2倍得られて美味しいよ!という話をさせてください。

全然内容と関係ないのですが、現在MDMでALTERNAという個人向けサービスを開発しています。ぜひチェックしていただき、もしよければ事前登録もお願いします!


大企業との合弁会社に出向したらスタートアップに入社した意味がない…?

「出向するとLayerXの優秀な人達とスピード感を持って一緒に働くという最高の福利厚生がなくなってしまうのでは?」

これは完全に間違いです。出向することで得られる学びや経験が単純に2倍になるので、むしろお得なんです。実質「フェーズが少し異なる2社で働いている状態」であり、美味しいところをつまみ食いして学べる状態は本当に最高です。出向してめちゃくちゃ良かったと思っています。出向しなきゃよかったと思ったことは一度もありません。

なぜ「2社で働いている状態」なのか

出向先のMDMの情報にアクセスできることはもちろんですが、出向者はLayerXの社員でもあるのでLayerXの情報にアクセスできます。つまり、MDMへのLayerXからの出向者はLayerXとMDM両者の知見やトライアンドエラーに自由アクセスすることができるのです…!!(※もちろん適切な権限設定は行われています)

そもそもMDMはめちゃくちゃスタートアップ

MDMは他社からの出向者や直接採用された方を含めて約40人という体制かつ金融事業者であることから社内の部門が細かく分かれており、各部門はかなり少人数です。良くも悪くもスタートアップらしさが満載で、どのチームも少人数で日々必死に業務を回している状態です。

1年前の記事なので少し古いのですが、MDMに出向した人の具体的な働き方に興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

MDMでの学び

今回はLayerXアドベントカレンダーということでこちらは簡単に済ませてしまいます…笑

ファンド組成や物件運用に関するドメイン知識を学ぶことはもちろんですが、バクラクと比べると一連のビジネスで登場するステークホルダーが多く、泥臭い業務が更に多いのがアセットマネジメント事業です。僕個人としてはこういった重たい産業で働いたことがなかったため、出向して2年半以上たった今でも新鮮な学びでいっぱいです。

LayerXでの学び

たくさんのトライ&エラーを見られる環境

現在、LayerXは150名以上の社員がいますが、単純計算するとMDMの4倍のトライ&エラーが行われています。実際にたくさんの学びが日々Slackや定例で共有されています。(もちろんこれは当たり前ではなく、LayerXの良いカルチャーが為せる技だと思っています。)

僕はエンジニアなので特に開発に関する学びの恩恵を受けています。MDMで新しい技術を使うとき、すでにLayerX側で検討していたら検討結果を見せてもらったり、実際に動いているコードを見せてもらったりします。また、言語やライブラリ、開発に使うツールの新しいアップデートがあるといち早く共有してくれるメンバーもおり、LayerXのSlackを覗いているだけで知識がアップデートされていきます。

僕はPdMも兼務しているので不動産運用や会計などのドメイン知識のインプットに時間を割くことが多いのですが、それでも今はまだガッツリ開発していますし、今のところ技術的に大きな不自由は感じていません。これはすべて同じチームのメンバーやLayerXのみんなから効率よく開発の知識を吸収させてもらっているからだと思っています。

また、スクラムをしっかり回していこうというタイミングでバクラクチームに相談させてもらったこともあります。これについては、同じチームの益田さんが詳しく発信してくれる予定です。

一緒にBet Technology

最近ではLayerXで大きくリソースを投下してChatGPTを始めとするLLM(大規模言語モデル)の活用に力を入れています。

僕個人は最近業務が忙しくてキャッチアップに完全に出遅れてしまっていたのですが、LayerXのSlackでChatGPTの活用について話すチャネルを追い、みんながやってみたキャッチアップを真似したら爆速でキャッチアップできました。おかげさまで僕が所属するMDMの業務効率化チームも、来週以降にLLMを活用するために具体的な取り組みを始めることになりました。これは本当にありがたい環境で、LayerXに入社してよかったと強く思いました…!!

選択と集中も大事…!!

いちばん大事なのは自分の持ち場でしっかり成果を出していくことです。いろんな情報にアクセスできるからといってすべてを追っていると自分の仕事に集中できなくなってしまいます。MDMで最大の成果が出せるよう、今後も必要なものをピックアップしながら効率よく学んでいけたらと思っています。

最後に

MDMではアセマネ業務の業務効率化システムやALTERNAを一緒に開発してくれるエンジニアを大募集しています!!特に僕が所属しているアセマネ業務の効率化チームはやりたいことに対して全然仲間が足りず、本当に必要最低限のことしかやれてない状態です。それにも関わらずLLMでガッツリ業務を効率化したい気持ちも高まっており、やりたいことがてんこ盛りの状態です。少しでも興味を持っていただけましたらカジュアル面談でも構いませんのでぜひご気軽にご応募ください!

また、MDMのソフトウェアエンジニアに限らず、LayerXではLayerX Opendoorという取り組みで様々な職種やテーマで話を聞けますので、ぜひ気軽にチェック&申し込んでみてください!

私のカジュアル面談はこちら!


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