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「人脈」という言葉に信用がない理由

「なぁ!人脈!人脈!!人脈だよね!!はぁ、はぁ.......はぁ、人脈なんだってば!!」

誰でしょうかw

「人脈」を"金脈"や"鉱脈"のように言う人は「人=お金」と考えている可能性が高い、と最近誰かが言っているのを聞きました。
確かにそうかもしれない。全員がそうとは思いませんが、そう考えていそうな人は見たことがあります。人脈があれば「自分は何もしなくてもお金が入ってくる」と思ってるふうな言い方をする人はいます。

しかし、完全な間違いでもない。事実、僕が独立してフリーランスになってからはエージェントを使って見つけた仕事よりも、知人や友人に紹介してもらった仕事の方が多いですし、案件の質も良く長く続きました。僕はフリーランス歴5年で紹介案件が7件、エージェント案件は1件です。僕の例だけだと弱いですが、フリーランス仲間でも同じような話は良く聞きますし、最近では"リファラル採用"が一部で流行していう節もあるので、事実なのだと思います。

つまり、人脈は大事ですw

しかし、闇雲に人脈を求めるとキモいですね。「○ーにら!ば○ら!ばーに○!」とか「こーしゅーにゅー!」の広告にある、¥マークの目の人みたいですから。("キモい"は主観です。)

"人脈"と言う言葉が良くないです。「繋がり」?「仲間」、、、「戦友」!といった言葉の方が正しいと思います。仕事を紹介してくれる人は、単なる知人ではありません。その人の為人(ひととなり)を知り、実績を把握している、場合によっては、共に何かを成し遂げて、仕事ぶりも近くで見ていた方です。つまり、紹介に足る信用があるわけです。逆も然りで、信用する人に中途半端な案件は紹介しませんので、質の良い案件がやりとりされます。

こう考えると、人脈は一朝一夕では作れません。名刺交換しただけの人がSNS上で友達として表示される。。。そんな人が数千人居たとしてもそれは人脈になるでしょうか。恐らく簡単なアンケートすら協力してくれないと思います。いや、自分の経験上(名刺交換だけの人は)ほとんど協力してくれませんでした。だとすると、「人脈は大事」なのでしょうか?。大事ではありません。(人脈の定義は広過ぎます。「大事な人脈」はあると思います)

大事なのは「人脈」ではなく「戦友」です。

「"戦友"が多い方が良い」。これが僕の答えです。だから、できるだけ多くの人と仕事をしたい。できるだけ多くの人とプロジェクトを成功させたいと思います。

会社に所属している限り、その組織内及び関連組織の戦友は増えますが、場合によっては広がりが小さいです。フリーランスであっても同じプロジェクトに長期間身を置いたり、同じところから案件を貰い続けていると、戦友は増えません。

しかも、最近ではコロナショックでリモートワークが普及しているので、お互いの仕事ぶりを見る機会や、考え方を共有する時間が減っています。「コロナ期間中に転職したけど、まだ同僚とオンライン以外で会ってないんです。」といった話も聞きます。戦友レベルの繋がりに辿り着くことが難しくなっています。

今は、複業、フリーランス、起業が増えており、それを推進する企業や制度、サービスも増えています。戦友を増やせる土壌というか、風潮というかムーブメント?が活発化することは、多くの人のキャリアアップにとって価値が高いと思います。

自分も戦友を増やしたいと思っています。コロナ禍であっても、戦友を増やすよう、いろいろな人と仕事をするために、工夫していきます。

最後まで読んでくださってありがとうございます!!

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