厄年とお守り
うれしいことがあったので、記録。
土日は義理の母、姉と過ごしていたのですが、お義母さんが会って早々、今回は大事な目的があって来たの、と言いました。
「○○ちゃん、今年本厄でしょ?」
……そうなの?
皆さん、厄年って意識されてますか?
こちらのサイトによると、確かに私は今年数えで33歳、本厄。
(「教えてお寺・神社さん」というネーミング、ツボです)
そういえばいつかの初詣で厄年一覧が載った掲示を見て「あと数年で前厄かぁ……ほーん……」みたいなことを思った記憶が。
時の流れって早いですね。
前厄完全にスルーしたし、今調べたら「本厄の次に慎むべき年」って書いてあるのに思えば転職したり家買ったりで割と激動でした。大丈夫かしら。
閑話休題。
で、「本厄……ほーん……」みたいな顔をしている私にお義母さんが、「だから何か長いものを贈りたいの!」と。
寡聞にして知らなかったのですが厄年の人へ、長寿を願って長いものを贈る習わしがあるのですね。
ベルトやネクタイ、帯、ネックレスなんかが定番らしいです。
普段からとてもよくしてくださっているお義母さんですが、あらためて本当に愛情深いひとだなぁ、と感じました。
生まれ年を覚えていて、厄年だと気づいて、さらにそれに対して贈り物をしようと思う。
このハードル、かなり高いのでは??
少なくとも、数年前まで会ったこともなかった他人への扱いではない。
夫や義姉と同じように考えてくれているのだなぁ、と感じて、とても嬉しかったです。
ということで本日はお買い物に行って来ました。
色々見てまわった結果、こちらのネックレスを贈っていただくことに。
石が一粒ついたシンプルなネックレス、前から欲しかったんです。
はじめはダイヤ付きのものを探していたのですが、たまたま見かけたムーンストーンのものに一目惚れ。
ムーンストーンというと白っぽい半透明の石のイメージがあったのですが、こちらの個体は透明度が高く、よく光るものでした。
ダイヤのキラキラした華やかな輝きに比べるともう少し落ち着いた、水滴のようにうるうる、つやりとした輝きが素敵。
あまりパワーストーンには明るくないのですが、後から調べるとインドではお守りとして使われることが多い石とのこと。
厄年が過ぎてもずっと、お守りとして着けていきたいと思います。
※宝石に関するインドの文化、調べてみると結構面白かったです。
ムーンストーンについての記述はないのですが、天竺奇譚さんの記事が読みごたえ十分で愛と知識量を感じました。
年齢にまつわる風習って、親や祖父母に対してはいろいろ考えるものの自分ごととしてはあまりとらえていなかったのですが、いざ気にかけてもらえるととても嬉しいですね。
私も迷惑にならないかを配慮しつつ、アンテナを張っていきたい所存です。