成長と言葉
成長できたかどうか。自分で感じていた以上の事を周りの人は言ってくれた。発言を控えたり、謙遜する癖があったり、自分を悪く見せないために、後手に後手にと動いていた僕。少なくともあのコミュニティでは、目線を気にせず行動できたのだと思います。
やっぱり別れ際は寂しいですし、みんないい人に見えます。前回と違って、過ごしていた当時の僕も嫌に気持ちはなかったと思います。これからもどこかで繋がっていたいと、SNSでも交換したいなーと思いながら、でもやっぱり恥ずかしさと断れた時のショックを考えると何も出来ずに終わるのでしょう。そんなもんです。
いいコミュニティとは何でしょうか。色んな意見が出ましたが、僕がしっくりしたのは「尊重」と「尊敬」の話。正直みんなを尊敬してたかと言われれば、また難しい話ですが。そんなしっかりした言葉じゃなくても、敬うことはしていたのかな、と思います。それぞれの得意分野であったり、話が上手だったり、鋭い意見であったり、レジュメが上手だったり、ファッションであったり、何でもかんでも自分と違うところを見つけて個性にしてまして。その一つ一つを蔑むことなく敬えた、そんな人達が集まっていたのかな、と。
改めて考えてみると、僕は自分の事に詳しくなれたのだと思います。今の自分が何を思っているのか、なぜ嬉しいのか、悲しいのか、ムカつくのか、頷くのか。自分の感情にいち早く気付けるようになった結果、少し発言できるようになったのだと。誰かの意見を聞いてから、確かに、としっくりくる感触は、私が私に気づけていない証拠でした。大学を卒業してしまうと、自分の感情に対して頭を使って会話する機会も減ってしまいます。なので、このnoteという場所で、自分の気持ちを少しでも言葉に出来ればいいなと思います。
私が初めてnoteに投稿した記事の題は「私は何をしたいのですか?」でした。私が何をしたいのか、今ならちょっと分かる気がします。
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