モモコは負けない。女王健在。
2024年10月中旬 上野動物園
今日は西園にいるワオキツネザルを見てからゴリラの森へ行くことにした。はじめて弁天門から入場する。ぐるぐると迷路みたいに来園者が歩かされて、我ながら笑いそうになる。たぶん開門して人が走ったりして事故を起こすのを防ぐちゃんとした目的があるのだろうけど、でもおかしかった。
初めて上野動物園のワオキツネザルを見る。環境がとても良かった。楽しく過ごしている動物たちを見ると癒される。
サル山をみる。サル山改修工事のため、ニホンザルたちを数回に分けて仮設動物舎へ移動を始めたそう。
ゴリラの森。ゴリラたちは、朝から第一放飼場にいた。ハオコとトトがグロットの藁の上でごろんと寝ていた。ワカモノたちはそれぞれ食べたり、遊んだり。モモコは擬木の上で自分の毛繕い。スモモはハオコがリラックスしているので、自由奔放に動き回っていた。お昼ご飯で第二に移動する時だけトトの背中に飛び乗る。そのほかは天下を奪ったように万歳したり手をたたいたり、くるくるまわったり、ぶさらがったり、のぼったり、おりたり、忙しくしていた。このままいけばスモモは本当に人工哺育なのかと疑うほどゴリラらしく育ちそうだ。勉強熱心な飼育員さんたちの努力や、ハオコの群れ統率力、モモコとトトの母性、ハオコの群れ全員の愛情の賜物である。ハオコはやっぱりすごいシルバーバックだ。
リキがしつこくモモコのお尻をひっぱったりして、とうとうモモコが切れる。モモコは負けない。女王健在。
16日にモモコの健康診断があった。その影響もあってかハオコはモモコにフーティングをしていた。
ハオコとリキの遊びがパワーアップ。トトが心配するほど。スモモはおっかないので擬木の上で様子みる。コモモがトトに誇示行動をしていた。トトがちょっと気の毒。ハオコとリキの大迫力の遊び継続。二人とも楽しそう。笑ってる。スモモは気になるので遠くから観察している。リキの行動は気になるようだ。
第二放飼場の扉が開き、リキ、モモカ、コモモ、ハオコ、モモコ、トトとスモモの順で移動。
サル舎でアビシニアコロブス、ジェフロイクモザル、雑種のニホンザルを見て帰る。
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