世界ゴリラの日のショウ他霊長類
2024年9月24日浜松市動物園
世界ゴリラの日は、浜松市動物園のショウに会いに行った。朝は、ガラスの反射でよくお顔が見えなかったが、午後からはっきりと見ることができた。シャイなゴリラという勝手なイメージがあったが、身を乗り出して来園者の方をのぞいたり、暖簾のように垂れ下がった瞼の隙間から、こちらをよく見ていた。目ヤニがたまっていた。ショウは伸び切った爪で目のヤニを取ろうとしていた。一時のモンタの爪より伸びていた。衛生面のことを考慮して、切ってあげてほしいけど、そうしない理由が何かあるのでしょうか🤔
チンパンジーはオスとメスで屋内の部屋が分けられており、それぞれ順番に飼育員さんから何かをもらっていた。ハズバンダリートレーニングかな。人工哺育で育ったジュンは、壁に背中を打ちつける行動をしていた。屋外では、チコとチェリーが二人で一緒におり、ジュンはやや離れたところにいた。二組の間に距離を感じた。
追記
チンパンジーのメスの二人は多摩動物園から2022年11月15日に移動してきた。二人ともハイブリッドで、異母姉妹。
オランウータンのムカがこの日屋外に出れるということで、バリは久しぶりに室内で過ごす日と、常連の方に教えていただいた。バリは狭い室内を忙しなく動いていた。観覧窓ぎわに来ては通路を確認したり、飼育員さんや屋外にいるムカを観察したり、穴蔵のようになっているシュートの入り口付近で乾草を集めてせっせとベッド作りもしていた。飼育員さんが、ムカの部屋の掃除をしているのを監視員のように熱心に観察していた。飼育員さんは、掃除の最後に格子越しにバリの手を触ってスキンシップを取っていた。バリはJMCにいた時期があり、バリがJMCでのオランウータン飼育の最後の個体だったそう。
ムカは私が見た時はほとんど寝ていた。夏の間は高齢のムカの負担を考えて、あまり屋外には出なかったそう。ムカは亡くなったネオと異母姉妹。ムカが今でも健康にご飯を食べれているのは歯の問題がないからだそう。大型類人猿にとって歯は死活問題である。ネオが残してくれた教訓だ。
サルの長屋で、クロザルとマンドリルを長めに見た。発情中のメスが何頭かいて、膨れ上がって性皮はかなりインパクトがあった。すごいお尻だな、と思っていたら自然に交尾が始まり、あっという間に終わる。発情中のメス2頭がオスを毛繕いしていた。
マンドリルの若いオスとコドモが一定方向をじっと見ていたので、私も何かあるのかと待ってみた。すると飼育員さんが枝葉を持って現れた。立派なアルファオスのジェナが降りてきて、枝葉を飼育員さんからもらう。コドモたちは傍から恨めしそうにじ〜っと観察。ジェナの顔やお尻の豊かな色彩に見惚れる。
炎天下、直射日光が肌に突き刺さるような日当たりの良い場所にサルの長屋があり、床はコンクリートだった。簾設置とミストが噴射されてはいたものの、いささか猛暑の中で彼らの身の安全が心配になった。
浜松市動物園は起伏が激しく坂道を登ったり降ったりが結構あって、高齢者には厳しい。また地図も非常に難解で、同じ場所を行ったり来たりして、やっとお目当ての動物のところへ辿り着ける感じで、他にもご夫婦で道に迷われてる方々がいらっしゃった。大型類人猿は、正門から一番奥にあるので、残暑がまだ厳しい中の訪問はきつかった。関係者はバイクで移動していたのをみて、後ろに乗せて欲しかった😅軽食を販売する売店やカフェがまったくなかった。というか、閉まっていた。次来る時は何か食べるものを持参しようと学んだ。
(この日撮影した動画は後ほどこちらに追加していきます)
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