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おいしい病院食 6日目~昼~ うどん、その手があったか


かき玉をうどんに乗せるのもありです。

うどん 220g
かき玉
揚げジャガ海苔風味 75g
オクラ梅和え
麺汁 減塩
七味唐辛子 小袋

麺とお汁が別々に。

 これは、給食人気ベスト5に入る、あの「ソフト麵」では?!
 どんぶりの蓋を開けたら、いきなり視界にご覧の麺が登場。
 お品書きには「うどん」の一言。潔い。
 こういうのもありなんだ~。ご飯、パン、そして麺。給食といっしょだ。
 お椀にお汁が入っている。つけ麺か?
 お箸で麺を挟んでみて、すぐわかる。
 これは、つけ麺にはなりません。お汁をぶっかけて、ほぐしながらでないと食べられないぞ。
 お汁をどんぶりに移して、七味をかけて、全体をちょっとグルんとなじませる。
 減塩のお汁だから、七味がうれしい。
 うーん、おいしい。でも、ソフト麺とは違うね。

ソフト麺とうどん。

一見うどんのようですが、うどんに使う粉は薄力粉や中力粉であるのに対し、ソフト麺では強力粉を使っています。学校給食用としてビタミンなどを添加してあるのも特徴です。
一度茹でた麺を、個別の袋に入れてパッキングし、それを冷蔵保存したものが学校に運ばれてきます。納品されたソフト麺は、学校で再度蒸し直します。75℃が1分以上保たれるように、中心温度計を使って4~5カ所を計測します。
2度も加熱を行ない、さらに2度目はしっかりと温度を上げて蒸しているので、麺は伸びに伸びて柔らかくなっています。この柔らかさこそ、ソフト麺の人気の源です。大人にはコシのない麺は好まれませんが、子どもたちにはこの柔らかさが食べやすいと人気になりました。

プレジデントオンライン

 この記事のように、ソフト麺は2度の加熱という、子どもたちの安全第一の製法をとっている。
 病院のうどんも、負けず劣らずコシがない。
 でも、安全第一優先の作り方をしているんだろうね。
「病院で再度蒸す」なんてことはできないと思うけど。
 あ、「揚げジャガ+青のり」って、うどんのお供「磯部揚げ」みたいだね。ナイスな選択です。
 おいしい病院食でした。ご馳走様。

(つづく)


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