
おいしい病院食 9日目~朝~ 再び「ゆずみそ」と思いきや

ご飯 普通
けんちん煮
かつお味噌(パック)
玉葱の味噌汁
牛乳(パック)
ご飯のお供、再び。
シンプルメニューの中、ご飯のお供は強~い味方。
先日の「ゆずみそ」の登場は、まさしく喝采に値する事件でした。
今朝も「またまた、嬉しや」と、よく見てみたら「かつお節みそ」。
ジャネフさん(キューピーさんの病院食向けブランド)の別商品でした。
かつお節+味噌=味噌汁の味?
いえいえ、ちゃんとご飯のお供でしたよ。
けんちん。その由来は?
メインは、けんちん煮。
けんちん汁の汁なしバージョンだね。
しかし「けんちん」って何?
大根やにんじんなどの野菜を油で炒めてから煮込む料理。その発祥には諸説あり、中国の精進料理である普茶(ふちゃ)料理の一種である巻繊(けんちゃん)が日本語になったという説と、鎌倉の建長寺で作られる「建長汁」がいつしか「けんちん汁」と呼ばれるようになったという説がある。
ほー。2説あり。勉強になった。さらに、こんなお話も。
けんちん汁には豆腐をくずして入れるが、そのきっかけは、建長寺の初代住職が、修行僧が落としてしまった豆腐を拾い集めて洗い、汁の中に入れたことからという逸話が残っている。
いいですよね、こういう逸話。
ありがたい、ありがたい。
食材は無駄にしない。余った野菜は、全部けんちん汁にしてしまえばいいのですね。
おいしい病院食でした。ご馳走様。
(つづく)