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おいしい病院食 3日目~朝~ 味噌汁だって、減塩・減量です

ーお味噌汁。そんなに変わらないと思うけど「二分の一」です。

ご飯 普通
和風炒り卵
ホウレンソウおかか和え
大根の味噌汁 1/2
牛乳(パック)

塩分調整か。

 お品書きの味噌汁に「1/2」の表示。たしかに、気持ち少なめって感じ。
 塩分調整。きっと、そういうことなんだ。
 管理栄養士さん、すごいな。
 大根は細ーく、薄ーく仕上げられているので、ちょっと見ただけでは「え? 入っているの?」というくらいの透明度。
 だけど箸ですくうと、おどろくほど大量の大根が潜んでる。
 あくまでも、おなかにやさしい一品だ。

炒り卵に「和風」は必要か?

 ところで、「炒り卵」って、そもそも和食だよね?
 調べてみました。

料理研究家の時吉さんによると、
炒り卵は油をしかずに、パラパラにしていきます。昔は雪平鍋を使って、焦げつかないよう菜箸を4本くらい持って、グルグルかき回しながら作っていました。
調味料もお醤油や砂糖などを少々。水分を抜いて充分加熱させていくことが大切なんです今は卵にお酢やマヨネーズを入れる方もいますが、それでも炒り卵は和食の仲間ですね」

https://kufura.jp/

「洋風」と言えば、こちら、スクランブルエッグ。

「スクランブルエッグは、卵1個に対して牛乳などの乳製品を大さじ1ずつ加え、バターや油などの油分でとろっと半熟に仕上げていくのが基本。炒り卵と違い、水分を足しながら作っていくんですよ。ふんわりさせるために炭酸水を加える人もいるようですね」

こんなにも明確に料理法が違っていたとは……。これは別ものですね。

https://kufura.jp/

つまり、

炒り卵は「しっかり水分をとばしてポロポロ状にスクランブルエッグは「水分を残してふんわりやわらかく」と、その仕上がりの考え方はかなり違うもの。
和食と洋食という、全く別ジャンルの卵料理なので、作り方に違いがあるのも納得ですね。

https://kufura.jp/

 だから、和風スクランブルエッグなら、ありということか?
 
 ま、細かなことは置いておいて、さっそく炒り卵をご飯に乗せて、最後はスプーンで一粒たりとも残さずいただく。
 小松菜が効いている。あー、おいしい。
 おひたし、味噌汁、炒り卵ご飯。理想的な三角食べ。
 あっ、牛乳。
 う~ん。ちゃんといただきます。
 今朝もおいしい病院食でした。ご馳走様。

(つづく)


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