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色彩の教科書(18)黄色が持つ不思議なチカラ~黄色から連想されるイメージ

黄色は、その明度の高さ、花を連想させるような色相から、非常に明るくて軽やかなイメージを人に与える。
さてこんな明るいイメージを持つ黄色好きな人の性格は?
好奇心旺盛で、常に新しいものを求め、自己実現していくタイプが多い。明るく、表情に富んでキラキラしているので、多くの人たちにも明るさを与えるイメージリーダー的な存在ともなる。常に人の中心にあり、優れたビジネス的な能力も持っているので企業の経営者にも適している。人脈作りも上手。
反面、根気に欠ける側面もあるため、責任を避けて自由な行動に走ってしまうような部分もある。 また、周りから誉められたがり、寂しがりの側面もある。
この黄色が気になって仕方がない時の精神状態は、自分のコミュニケーション力を高揚させたいとき、元気の無い自分を盛り上げたいとき、あるいは自分の欲望を開放したいときなど。自分の考えにとらわれすぎていたり、今までの傾向から思い切って脱却してみたい、といった場合に、黄色いものを身につけたり、黄色いカバンを持ち歩くなどすると効果的だ。

(具体的連想)
レモン・バラ・信号・ひまわり・安全地帯・カナリヤ・果物・菜の花・子供の傘・幼稚園の帽子・ゴッホの絵・月 など

(抽象的連想)
明朗・快活・希望・のどか・軽い・軽率・注意・若さ・活発・やわらかい・幸福・子供っぽさ・ など

黄色を愛した秀吉

太閤豊臣秀吉がその旗頭として選んだ色は黄色。勇猛な武田信玄の赤、知性、冷静を愛した明智光秀の青と比較すると、秀吉の人となりを語っているようでもある。黄色を愛する人の性格の最大の特徴は、そのコミュニケーション力。人脈作りに長け、場を明るくするイメージリーダーでもある。秀吉が、足軽から身を起こし、ついには天下を手中に収めたのも、戦いの才能もさることながら、まさにこの部分が大きいといわれている。

太閤豊臣秀吉がその旗頭として選んだ色は黄色


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