見出し画像

おいしい病院食 8日目~昼~ 梅干しと煮るということ


ご飯 普通
鰆の梅煮 60g
里芋・人参の炒煮
小松菜の磯辺和え
茸の卸和え

梅干しを煮る、その効能。

 なにかと身体によいと言われる、梅干し。
 その梅干しといっしょに煮るという料理には、どんな効能があるのか。
 ちょっと検索してみたら、
「梅干しを加熱すると、ムメフラールという物質が発生します。 この物質は血液をサラサラにする作用があるため、血管の詰まりを解消して、脳梗塞や心筋梗塞といった疾患の予防に効果が期待できます」
「魚を炊くときに梅干しを入れると、魚の臭みの原因であるトリメチルアミン(アルカリ性)が梅のクエン酸(酸性)で中和され、臭みをやわらげてくれます。さらに、魚や肉といっしょに加熱調理すると、梅干しに含まれるクエン酸等の作用で、魚や肉がやわらかくなります」
だって。
 加熱すると、別の効能が現れてくるんだ。
 すごいね、梅干しって。

魚へんに春と書いてさわら

 魚へんに春と書く鰆。
 魚+春なのですから、旬は春、となりますが、関東と関西では、その旬の時期が違うんですって。

関西では春。5~6月の瀬戸内海での漁獲量が多いためです。
一方、関東では冬。12月~2月の「寒鰆」が人気。
この時期の寒鰆は産卵を控えているため、豊富な栄養を含む、サンマやイワシを餌にしています。
そのため、冬の鰆は脂ののりがよく、春に捕れるものよりもこってりとした濃厚な味わいが楽しめるのです。

「ふるさと納税DISCOVERY」より抜粋

へー。鰆の旬は春と冬、1年で2回あるんだ。

鰆はサバ科の回遊魚で、日本では1年を通して北海道南部から沖縄の広い範囲で捕獲できます。
捕獲できる時期が地域によって大きく異なるため、旬が春と冬の2つ存在しているのです。

「ふるさと納税DISCOVERY」より抜粋

 勉強になった。

 本当に、おいしい病院食でした。ご馳走様。

(つづく)


いいなと思ったら応援しよう!