私家版 ロックかるた 「お」
どうしても欲しくて、でも売っていない。だから、自分で作ってしまった「私家版 ロックかるた ブリティッシュ・ロック編」。
世界にたった1セット。
ベースを担当する人って、地味で目立たないケースがほとんどですが、実はバンドの音楽的なベースそのものを支えているって場合も多いようです。
細野晴臣さんなんか、その典型でしょうね。
ポール・マッカートニーは目立ちすぎで、バンドのベーシストの範疇および概念を完全に超えていますが。
さて、ジョン・ポール・ジョーンズですが、彼はベースの他に、キーボード、琴、バンジョー、オルガン、ピアノ、メロトロン、ギター、マンドリン、ハープシコード、ローズ・ピアノなど25種類以上の楽器を操るマルチプレイヤーとしてスーパーバンド、レッド・ツェッペリンのサウンドを支えました。
もちろんベースの腕前も超一流。暴れ馬のボンゾとジミー・ペイジをまとめ上げていたのですからね。
作曲・アレンジでも貢献度大。
音楽の素養がめちゃくちゃ幅広く奥深く、クラシックっぽい曲も、プログレっぽいのも、民俗音楽的なのも、ジミー・ペイジが思いついたものを形にしたのは彼と言われるほどです。
ライブでは後ろの方で静かに立っているジョンジーですが、侮れませんね、ベーシストって。
(つづく)