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おいしい病院食 7日目~昼~ へー、そういうふうに言うんだ
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ご飯 普通
擬製豆腐 茹ブロッコリー添え
牛肉と春雨の茸炒め
トマト 60g
果物:オレンジ 50g
擬製って言うんだ。
「擬製豆腐」。
いきなり「擬」ですよ。食べ物に「擬」って。
「もどき」とか「まがい」って読む漢字ですからね。
印象、よくないなー。
しかし、知らなかったなー。こういう名前の料理があるんですね。勉強になりました。
「豆腐と野菜入り卵焼き」でいいのに。
そう、卵焼きですよ、これは。
豆腐を名前のメインに置くのは、この食品の成り立ち、由来に関係があるんでしょうね。
検索したら、こんなん出ました。
「擬製豆腐は、豆腐の精進料理のひとつで、昔のお坊さんは肉や卵を堂々と食べられなかったため、豆腐や野菜と混ぜてこのような形で食べられていたそうです」
お坊さん、ズルいぞ(笑)。
これでは「豆腐入り卵焼き」はアウトですね。あくまでも「豆腐」なのですね。
ところで写真の「擬製豆腐」、まとめて作ったのを切って仕上げてあるし、縁のところがちょっと固く焦げ気味に盛り上がっていて……、見たことあるぞ、あ、これ、キッシュです! キッシュだ!
どっちにしても、おいしい!
牛肉登場。
副菜は、牛肉と春雨の茸炒め。
牛肉の登場です。糸くずみたいな量ですけど、貴重ですよ。
コクが春雨に移って、こっちもおいしい。
ガツンと、そのまんま置かれたトマトも健康的。
おいしい病院食でした。ご馳走様。
(つづく)