ノートまとめ 20210131

◎膝関節屈曲における膝窩部痛の要因

・半月板の狭窄 外側半月板:膝窩筋に圧痛

内側半月板:半膜様筋に圧痛

・後方関節包へのインピンジメント

⇒半膜様筋、膝窩筋の攣縮に伴う筋内圧上昇

◎鵞足について

⇒付着部に神経、血管が豊富、下腿内旋のモーメントアームをもつ

◎膝蓋下脂肪体評価

・膝蓋骨尖部を持ち上げた際の左右の膝蓋骨の傾斜を評価する

⇒膝蓋骨骨底部を圧迫 膝屈曲位で伸展位で評価

・脂肪体を直接把持し、内外側の移動量を左右で評価する

◎荷重位 膝関節伸展-5°制限× 伸展0°作る

股関節や足部機能は必要なうえで最終伸展域を作ることがVM

⇒VMが働かないと内転筋も効きにくい⇒下肢が外側に流れてしまう

◎カーフサインで大事な事

(内臓の硬さがふくらはぎの硬さとして現れる減少)

①副腎⇒腓腹筋中央部

②腎臓⇒腓腹筋と内側ハムストの癒着点

③肺⇒腓骨筋上部(腓骨頭やや下)

④心臓⇒左アキレス腱移行部

⑤肝臓⇒右アキレス腱移行部

◎多裂筋L5部分と大殿筋上部線維の連結

骨盤前傾に大腰筋の働きも重要

・大腰筋⇒起立の第 1 相において

骨盤前傾し骨頭に寛骨臼を押し付ける働き 大殿筋は股関節伸展で下腿長軸に圧をかける

◎上殿皮神経障害
・Th11~L5後神経根の皮枝が腰背部へ走行し腸骨稜近傍で胸腰筋膜を貫通し臀部に

至る感覚神経

・全腰痛の14% 男女比3:4

・臀部痛が主症状:正中より3~4㎝外側(内側枝) 正中より7~8 ㎝外側(外側枝)

仙腸関節の解剖

・背側:骨幹靭帯で線維性 腹側:関節軟骨、滑膜がある

◎距骨後方滑りでの制限とkneeinの関係

制限された状態で足をついたまま背屈が強要される運動を行うと距骨は前方へと動く(ス

クワットなど)

さらに距骨が前にある舟状骨をおしこみ、舟状骨が前下方に動く

⇒つちふまずが潰れてkneeinが生じる

◎股関節伸展⇒ストレッチ、制限因子を考える

・大腰筋、腸骨筋、TFL、大腿直筋、縫工筋、長内転筋

◎筋力増強に重要な因子

物理的刺激

⇒1RM70%以上

・活動運動単位数の増加(神経系機能の向上)

科学的刺激

⇒1RMの 30~40%

・水素イオン、リン酸、アンモニアの蓄積(疲労物質)による筋内環境悪化⇒筋発達促進

◎アイシングの効果

・浮腫の防止

⇒組織温低下による血管収縮および血管壁の透過性低下

・炎症抑制

⇒組織温低下による疼痛物質反応の低下

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