ノートまとめ20200816

◎肩関節の疼痛

・安静時痛⇒炎症、関節内圧の上昇

・他動運動時痛⇒筋スパズム、関節内圧の上昇

・自動運動時痛⇒筋スパズム、関節内圧の上昇、インピンジメント

・夜間痛⇒関節内圧の上昇

 

◎日常生活で必要な肩関節可動域位

・整髪動作⇒屈曲70°以上、外旋70°以上

・洗体動作⇒屈曲70°以上、内外旋40~60°以上

・更衣動作(上衣)⇒屈曲70°以上、内外旋45°以上

・更衣動作(下衣)⇒外転25°以上、外旋30°以上

 

◎円背、頭部前方変位姿勢

<短縮>

・後頭下筋群 ・僧帽筋上部 ・肩甲挙筋 ・大胸筋 ・小胸筋 ・斜角筋 ・胸鎖乳突筋

 

<延長筋>

・椎前筋群 ・舌骨筋群 ・僧帽筋中部、下部 ・菱形筋

 

・前斜角筋と中斜角筋の間で第1肋骨より上が鎖骨下静脈とC5-T1脊髄神経根を圧迫

・斜角筋は肥大し痙攣する⇒胸郭出口症候群

 

椎前筋群の役割⇒頸椎の屈曲、頸部の安定

弱くなると…頸部屈曲困難、嚥下機能低下、会話や咳の安定性低下

また固有感覚を有する為⇒バランス機能の低下もある。

 

◎圧迫骨折後の脊柱変形

後弯変形⇒腰椎後弯、骨盤後傾による下降性の運動連鎖が出現する⇒OAに繋がる

 

◎肩甲骨の内旋、外旋の偏位

内旋:大胸筋、小胸筋、三角筋前部、肩甲下筋、上腕二頭筋、烏口腕筋

 

外旋:棘下筋、棘上筋、小円筋、大円筋、僧帽筋、菱形筋、三角筋後部、広背筋

 

 

◎下腿過外旋

TFL、外側広筋、外側ハムストリングス、腓腹筋外側は過緊張となりやすい

⇒リリース後に回旋運動を学習した方がよい

 

◎extension lagの原因とアプローチ

筋力低下以外に…

・屈筋群の同時収⇒低負荷で感覚的アプローチ

・ハムストの短縮⇒ストレッチング

・膝関節の疼痛や腫脹⇒痛みが炎症に対するアプローチ

 

◎腱板の侵害受容器

・パチニ小体、ルフィニ、ゴルジ様⇒54.3%

(パチニが最も多い)

・自由神経終末⇒29.2%

 

◎多裂筋について

 

・多裂筋=腰部で発達

・回旋筋=頸部で発達

・胸部では多裂筋、半棘筋、回旋筋がそれぞれ発達

 

多裂筋⇒6つ以上の上位棘突起へ

半棘筋⇒3~5つ以上の上位棘突起へ

回旋筋⇒1~2つ以上の上位棘突起へ 走行する

 

◎ウィンドラス機構

 

足の指を伸展することで足底腱膜が伸張して足部の剛性を高める

⇒立脚後期の推進力が生み出される

 

この機能が弱まると、下腿三頭筋を過剰に使うことで疲れやすくなる

 

◎足部のアライメント

距骨下関節の回内、回外には歩行やランニング時の

・衝撃吸収、重心移動 という役割がある

特に踵接地の急激な回内は後脛骨筋腱の機能不全や内側縦アーチの平坦化を引き起こす

◎仙腸関節

 

腸骨のアライメントによって仙腸関節が離開するか締りの状態になるかが変わる

 

特に、大殿筋の外旋作用、内腹斜筋の横行線維がpoint

骨盤インフレアに引っ張る筋群やハムストリングスの柔軟低下で仙腸関節の安定性低下する

 

◎仙腸関節を安定化させる筋

・back musle 多裂筋 広背筋

・腹直筋、 内外腹斜筋

・大殿筋、 ハムストリングス

 

◎棘下筋の特徴

 

・上部の横走線維と下部の斜走線維に分かれる

・腱性部は3rd外旋での水平外転に作用

・筋性部は2nd外旋に作用

・挙上時90°までは棘上筋、90°以降は棘下筋が作用

 

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