友達が欲しい

卒論は楽しい。研究が。哲学が。
今書いている卒論は、結論では肉体と心の乖離に繋がりそうな感じだ。ずっと考えていたことと、素晴らしい本をつなげて文章にできて、しかもそれを尊敬する教授方に添削していただけるなんて、とんでもなく光栄で楽しい。すごい。院に行きたかったかも。
この本を読むたびにどきどきして惹きこまれる、と教授に話したら、なんだか喜ばれた。

最近は新しい友達が欲しくて頑張っている。バイト先の人と、仲良くなんてなれないと思っていたけど、最近すごく楽しい。でもまだ30%という感じ。
どうして友達が欲しいかというと、単純に寂しいからだ。わたしは基本一人が好きだがそうでない日もあるので、友達にふいに電話をかけようかと考える時がある。
LINEの友達欄を見る。でもなんだか、みんな恋人がいるので、かけるのを憚られる。わたしは恋人同士の諍いの種になりたくないので、そして恋人同士の時間の邪魔をしたくはないので、知っている限りは避ける。(知らなくてかけていたらごめんなさい。)
だから新しい友達が欲しい。夜に不意に電話をできるような友達が。

最近友達と一緒にいても、「この時間も、この人はきっといつか忘れてしまうんだろう」と考える。多分わたしが友人たちへの愛が重いせいなのだけれど。
友人関係の楽しいは、積み重ねだけれど、恋人関係の楽しいは、それを吹き飛ばしてしまうくらい容量が大きい。(たぶん。わたしの友達には、そういう考え方の人たちが多いので。)
恋愛至上主義を批判するわけではないけれど、わたし(友人)のこともう少し大事にしてくれてもいいんじゃない?とか思ったりする。
友人が恋人と同棲している家に呼ばれたり、結婚式で友人代表の挨拶とか頼まれたりしたら、きっと寂しくて泣いてしまう。子供とか産まれたら、わたしのお世話なんてしてる暇ないよね〜
友達のいちばんにはどう頑張ってもなれない、というのが切ない。

と、今いる数少ない友人たちに重い愛を向けすぎている気がするので、新しいコミュニティを見つけて、もう少し分割したい。依存はダメ、絶対。

社会人になってから友達なんてできやしないと思っているからかもしれないけど。大学生のうちにいろんな人と関わっておきたい。遊んでおきたい。笑っておきたい。

そのためにも卒論を納得のいく出来で提出して、悔いのないようにしなければ。と思うものの、寝正月を過ごしてしまった。だめですね。

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