湯を沸かすほどの熱い愛
【大テーマ】男と女
先日、湯を沸かすほどの熱い愛を見て号泣した私です。
結論から言うと、母親が、いや女性が本気を出した話。
あらすじは、夫が蒸発したために家業の銭湯を休止。娘が学校でどうやらいじめられてるらしい、パートで過ごすが過労で倒れる主人公の宮沢りえさん。末期ガンで余命数カ月を宣告される。
失望から立ち直り、探偵を雇って夫を見つけ出し、(以下略)、、結果的にすべてが解決するお話。
ここまでだったら、母すげえという話になるのだが、前記したように女性ってすげえ、とも取れる作品なのです。
他に出演する女性は複数います。代表的には娘の杉咲花さんがしっかり現実と向き合い、しっかり者となって家族のキーパーソンとなる。他の女性は、あー、ネタバレになるから書けないけど、、、主人公によって目が輝きだす、という書き方でお茶を濁します。
主人公によって感化されるのは、男性。夫のオダギリジョーさんや、急に登場してびっくりしたけど松坂桃李さん、そして最後の最後にしっかり向き合う探偵の駿河太郎さん。。。正直、男性キャストがみんな頼りない(笑)。しかし、主人公に感化されて変化していき、あ、もう大丈夫かな、と思えるようになります。(なったのか?)
この作品を見ると、女性ってすごいな、男ってやることないんじゃないかなと凹みたくなります。
けどまぁ、女性の手の届かないところって、男性は手が届くし。逆に男性の手の届かないところは女性が掴めばいいし。凹むことはないんだなぁと。はい。
監督が男性なので、女性が見たらどんな感想になるのか、楽しみな作品です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?