みにくいモジカの子 感想 #4
ネタバレ有り。セーブ地点~花椿ルート。
前書き
積みゲーを増やすのは積んでいるゲームに申し訳ないという気持ちがある程度あるので、今日もモジカ攻略。
花椿ルートの後はBAD回収と長いトゥルー攻略があるため、モジカのプレイは一旦ここでまた少し休もうと思う。花椿ルートで久々に本筋が進んできた感じがするので意欲はある。スロウ・ダメージの引力に吸い寄せられすぎているだけ。
放送室での九鬼陵辱からの視線スルーから花椿ルート。九鬼攻略中はそんなに感じなかったが少し時間を置いて真実を突きつけられて壊れてしまった九鬼を見ると、なんだか不思議な愛着が湧く。ような気がする。
花椿ルートでは謎の亡霊笑子を探し出すことにした種崎捨。
双葉みゆ、四月一日胡頽子、九鬼綺羅々、許斐鳴子の順にモジカを使用して誰が笑子か探る。鳴子の前には全校集会で生徒全員に揺さぶりをかけ、自分から集団ごとモジカするなどやや無理もする。その後の許斐会長へのモジカを経てでも誰でも笑子ではなかった。強烈な情報量、吐き気や頭痛の中死物狂いで生徒たちを凝視すると、一人だけモジカ出来ない少女、花椿がいることに気付く。
ここで余談を挟んでしまうのだが、私はYoutubeでニトロ公式のモジカプレイイメージ?動画で花椿のくだりを少し見てしまった。そのため花椿がモジカ出来ない少女なのは知っていた。今思えば知らずにプレイしていれば衝撃は大きかったと思う。私が勘のいい人間だったらモジカ出来ない人間がいることも予想出来たかも知れないが、私は頭が悪い。そのくせネタバレは焼き付く性格をしている。
種崎捨とは真逆で最近文字化がうまく出来なくなっているような気がする。歳だろうか。
神社で巫女服の花椿(可愛い)に会いに行くが、モジカが全く出来ないことに怯んだ種崎はうっかり心が読めることに気付かれ、叫びながら逃げる。
ここから少しの間の描写が夢か現か曖昧な表現なのだが、奥の院に誘われるように入った種崎は男性器のおばけみたいな御神体に襲われている巫女服の花椿(可愛い)に会う。とっさに逃げようとするが花椿に脚を掴まれ、どうこうしている間に首元に文字が現れる。私は裸眼でプレイしていたため、本当にその最初の文字がゴミにしか見えなかったが、次は見えるサイズで花椿の頬に「助けて」と。思わず花椿の手を取り走り出す種崎。私は花椿ルートに入るまで「はなつばき」が名前だと思っていたが「はな つばき」という氏名ということをプレイしていて知った。余談の余談。
その後気を失い目を覚ました種崎の前に月光を受けてタマサが剥がれ落ちる花椿のCGが見られるが、これが本当に綺麗だった。
どこかのタイミングで樹望町の郷土史を読み直すのだが、都から逃げてきた怪僧の肥大し続ける男性器を切り離したもの(個人的に少し面白かったくだり)を樹望町の「コンセイサマ」という御神体として崇め続け、生き餌として作られたのが巫女、「カンヌキ」だった。というような流れ。
コンセイサマも文字化と同じように心を読む力があり、心を読まれないように訓練しつづけ「タマサ」を供給し続けるのが花の巫女の役目。だったような……、小難しい設定が苦手なのにそういう設定のあるゲームが好きというむず痒さ。
タマサを使用していないシラフの花椿をどうにか解き放ちたいと思う種崎。あれやこれやする。プラネタリウムデートが可愛い。彩度低かったり寒色系のキャラクター好きだなぁと実感する。あれやこれやする。
二度目のプラネタリウムで自分が気持ちよくなれば花椿も心を開放して気持ち良くなってくれるんだと気付いた種崎は、みゆに連絡して手に入れたタマサを自分で飲み込む。そこからは花椿の心をどんどん解き放つ。
カンヌキの花椿を開放した種崎は「マグイ祭」でコンセイサマを倒すことを決意する。しかし神楽の後、種崎は花椿の顔を見られなかった。解き放たれた花椿に拒絶されてしまうことが怖かったからだ。
自分になにかあったら置いて逃げてくれと大金の入った自分の財布を渡そうとする種崎。花椿は拒否する。一緒に町を出ていくと。はい可愛い……
その後はコンセイサマ戦(?)に入る。
シナリオが一行一行しか表示されないという仕様上、なんだかMOTHER2のギーグ戦のような感じだった。コンセイサマの全体が見えた時あ、それは特にモザイクないんだ……と思った。そうだね御神体だからね……今気付いたが触手要素だ。
頑張って戦っていると待っているはずの花椿が無茶をして助けにくる。
花椿ルート終盤。
自分のことを書いたメモを本に挟んだところへ花椿がやってくる。ここで顔を上げて花椿を見る。モジカはない。こちらをしっかりと見つめて微笑む花椿。コンセイサマを倒したことでモジカはなくなったが、花椿に愛された種崎。ここから怒涛のラブラブCGでやっとまともな終わり方した~~~とほっとしていたら裏切られた。結構真面目に信じていた。最後のスチルがコンセイサマが見せてきた幻覚と同じ体位でも。と思っていたら触手差分に切り替わり、ぐちゃぐちゃ音でエンドロール。
最後に笑子のメッセージ。
自分から陰鬱なゲームばかりセレクトしてるくせに、どこかで救われることを信じているふちがある。全てではないが。
余談の余談の余談
アプリでニーアの新作が出たりしているが、私はまだプレイしていない。レプリカントは完遂したがオートマタが3周目序盤で詰んでいるからだ。純粋にゲームのプレイスキルがないのと、最終的に命にふさわしいが流れたらしばらく立ち直れそうにないからというのが理由だ。
レプリカントは最後のエンディングを見た後にあまりの虚無感で売ってしまったほど。後々買い直すことになるが。DODも未開封でいる。世界観を楽しむためには自分でプレイしたい。リィンカーネーションはオートマタ完遂後にプレイしたい。ガチャ要素とかログボとかを考えると今すぐにでもやるべきなのだろうが。