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ヨガの八支則
※以下、私の解釈も込みの説明です。
ヨガの道を極めるためのロードマップと言ったら良いのかな。
8つの順番があります。
まずは当たり前のこと、というか、これくらい出来てないと人としてどうよ(いや、それは言い過ぎね)っていう入門編。
ヤマ(日常でやるべきではないこと)
アヒムサー・・・非暴力
サティヤ・・・正直
アステーヤ・・・不盗
ブラフマチャリア・・・禁欲
アパリグラハ・・・不貪
え?私も思いましたよ。
ここで既に5項目いってますよねって。
これは日常でしてはいけない事として一括りです。
ニヤマ(日常ですべきこと)
サウチャ・・・清浄
サントーシャ・・・知足
タパス・・・規律
スワデャーヤ・・・学び
イーシュワラプラニダーラ・・・神への祈念
えぇ、さらに5項目追加で10あるよって思いました。
これも日常ですべきこと、という意味では一括りです。
この2つ。とっても当たり前だけど、出来てる?って聞かれたら自信がない。
でね、このリストのトップに書いてある「アヒムサー」これが何より大事。
なんならこれだけでも良いから徹底しなさいと私は解釈しています。ヨーガスートラには「非暴力を12年続けたら無敵になる」と書いてありました。ガンジー見てください。彼は敵のイギリス人ですら味方につけてどんどん仲間を増やしていきましたよね。無敵じゃん!
さて入門編からステップアップして中級へ。
アーサナ(坐法)
ヨガって元々座って瞑想するってこと。自分の生活面を整えられた人がやっと瞑想の入り口に立つ(座る?)ことを許されるんですね。
プラーナヤーマ(呼吸法)
ヨガには独特な呼吸法があります。
リラックするため、脳を活性化させたり、体温を下げたり。
呼吸で自分の心と体をコントロールして瞑想の世界へと自分で入りやすくします。
プラッティヤハーラ(感覚の制御)
自分の感覚をコントロールする。あ…そのままですね。
自分が今何を感じてるとかに意識を向けることなのかなって思っています。
瞑想に入っているときに音が聞こえてくるなぁ、お腹すいたなぁみたいなことに意識いっちゃうなぁ…という意識を今の自分に戻してくることなのかなって、解釈しています。あとはポーズをとってる時も自分の体をスキャンするように内観したり。
さて、体や五感の制御ができるようになったら上級へレベルアップしましょう。
ダーラナー(集中)
余計な考えが浮かんでこなくて今の自分に集中出来ている状態です。
でもまだ頑張って意識を集めてる感覚なのかな。
ディヤーナン(瞑想)
やっと瞑想出てきました。努力せずとも瞑想出来ている状態です。
サマーディ(三昧)
すしざんm…いやいや。瞑想の一歩先の状態なのか瞑想の最上級というのか。周りとの調和や一体感を感じている状態です。
宇宙エネルギーを受信するとか宇宙と繋がる、みたいなことを聞いたことがありますがその状態なのかな。
このサマーディ、一般人はまず到達しない領域らしいです。
私は今世ではプラッティヤハーラまでいけたら良いなって思ってます。贅沢は言いません。瞑想まで行き着く気がしない。
良いか悪いか、ヨガ哲学は輪廻転生の考え方があるので、今世で出来なかったことは来世に持ち越せます。前世でヨガをやっていた人は今世でもヨガをやっちゃうし、来世でもきっとやらずにはいられないそうです。(来世の私、任せた。)
さて。さらっとこれがヨガマスターへの道のロードマップ、「ヨガの八支則」です。
それぞれの段階についてもうちょっと詳しく書きたいです。
特にヤマ、ニヤマは日常生活で行う/べきでない行動なので。
ヨガやってなくても普通にそりゃそうだなっていう内容。その通り実践できたら友達100人以上余裕で作れちゃうよ、な教えです。
ということで、今回は以上!