一年遅れの2022年の振り返り
2023年の振り返りをしようと思ったら2022年の振り返りをしていないと気づいたので、一年遅れの2022年の振り返りを軽くします。
やったこと
1月
JPYC : 資産運用まわり、deploy関連、組織関連
Gaiax : Ribbo最終開発、篠崎さんインターン開始
個人:クリプトプロジェクトリサーチ
2月
JPYC:監査対応、deploy関連、ぐるーんさんインターン
Gaiax:Ribbo開発開発&ローンチ
個人:tipJPYC開発、愛知帰省
3月
JPYC : JPYCv2ローンチ関連
Gaiax : Ribbo運用
個人 : tipJPYC運営
4月
JPYC : 既存開発手伝い、ガス自動送信システム、MultisigWallet開発、ハッカソン、新規事業(JPYC wallet, NFT代理購入)
Gaiax : Ribbo引き継ぎ
個人:日報システム、BigQuery お遊び
5月
JPYC : 新規事業
Gaiax:レビュー
個人:引っ越し、青森ワーケーション、bonsai購入
6月
JPYC : multisend、faucet確認、組織まわり
Gaiax : レビュー
個人:A1000、Dweb、web3tours
7月
JPYC : JPYC送信周り、組織諸々
Gaiax : Akerun x NFT開発
個人:PolygonHackerHouse, IVS
8月
JPYC : JPYC送信周り
Gaiax : Akerun x NFT開発
bridge : テストケース作成
個人 : bridgeサービスのリサーチ、娘誕生、アドレス生成ツールの作成、ギター始める
9月
JPYC:組織分断でほぼ稼働せず
Gaiax : レビュー、PlanetDAOトークン設計
bridge : 構造理解とoptimism対応
個人:
10月
JPYC : 後処理、引き継ぎ
Gaiax:レビュー、PlanetDAOトークン設計
bridge:optimism対応、slash周りの調査
個人:スマートコントラクト勉強会
11月
JPYC : 面談、後処理、引き継ぎ
Gaiax : 合宿
bridge : optimism対応、本番運用準備
12月
JPYC : ほぼ稼働なし
Gaiax:レビュー
bridge : monorepo対応、コントラクト修正、ストレステスト
個人:福岡帰省、AVS参加、本執筆
2022年初に立てた目標の振り返り
質を高める
2022年の前半でCTOを務め、初めて大きな裁量権を持ってチームを率いる経験ができ、その過程で多くのことを学べました。後半はbridgeの開発に携わり、そこでJPYCで学んだことを転用・昇華することができました。
2021年までの学びで下地ができ、2022年の前半で学んだことを実践に移せ、後半で実践の質を高められた感じております。
ただ、実感としては、こうしたらいいだろうなと前から思っていたことを、CTOという立場をいただいて自らの裁量で実践することで、それら思っていたことが腑に落ちた・理解が深まった感覚に近いです。
また、目標自体が抽象的であったと感じました。具体的に学んだことの中でも特にどれをどこまで高めたいかを明確にすべきでした。
事業の推進
ふじしゃんとTipJPYCを開発しました。また、JPYCのCTOに就任してから事業を考える目線が上がり、新規事業も3つほど立ち上げることができました。
ただ、TipJPYCに関しては、設計的にもサービス的にも非常に良いものを開発できたと感じていました。(ほぼ、ふじしゃんのおかげです)。ただ、やることも明確に見えてたのに徹底できなかったことに悔しさを感じました。
また、JPYCに感じても新規事業を進めていたのですが、内部事情によりエンジニアメンバーがほとんどいなくなり、ローンチ目前でプロジェクトを閉じることになりました。
とちらも事業的な道筋が見えていたものの、実行できずに終わってしまいとても悔しい思いをしました。ただ、これらの経験を通じて事業に関する解像度はかなり上がったと感じています。推進に関してはこれからの課題です。未知の領域が多いです。
また、新しい事業を考える上で、スティーブ・ジョブズの名言で「Connecting the dots」がよく引用されることがあります。これは一部の天才のみ再現できるもので、自分のような凡人にとってはあまり再現性のある考えではありません。自分のような凡人には、様々な軸を持ち、その軸をgitでbranchを切るやり方があっていると感じました。これについては別途記事を書きます。
3つの領域と1つのスキル
・Business Economics
・ 哲学
・低レイヤーの技術
・直感と論理
「Business Economics」に関しては、ふじしゃんと話したり、token設計したり、DAOのトレジャリーマネジメントについてリサーチしたり、去年よりも解像度は上がったと感じています。
「哲学」については時間が取れていませんでした。
「低レイヤーの技術」については、ステーブルコインというアプリケーションよりから、bridgeというミドルレイヤーの技術に触れることができ、達成できたと感じています。
「直感と論理」に関してはまだ論理の部分が弱いなと感じました。
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