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こども哲学とコミュニティボール
突然ですが、写真のまんなかにあるモジャモジャ。
なんだと思いますか?
これは「コミュニティボール」と呼ばれる哲学対話の道具の1つです。
コミュニティボールの色や大きさに特別な決まりはありません。
たいていは色々な色が混ざったカラフルなものが多いですね。
モジャモジャ、もふもふ。
両手で包んでコロコロ転がしたり、ぎゅっと握ってみたり
触れているとなんとなく優しい気持ちになるもの
それがコミュニティボールです。
哲学対話にはほとんど道具は必要ないのですが、
「こども哲学の時、これだけは必須!」
というファシリテーター(哲学対話の進行役をする人をこう呼びます)もいるくらい、とくに「こども哲学」の場で大切にされています。
使い方は、とても簡単です。
1.ボールを持っている人が話す。
2.話したくなったら手を挙げてボールをもらってから話す。
3.ボールが回ってきても、話したくないときはパスしてもいい。
以上☆彡
(対面で実施できる場合は)みんなで輪になって椅子や床に座って行う哲学対話。
一緒に哲学対話をするメンバーの間でコミュニティボールがポーンポーンと飛び交う様子を見ていると
「意見(考え)を交換してるんだな~」
ということが視覚的にも認識できます。
そして、柔らかいのでやりとりする時に当たっても全然痛くありません。
人の前で話す時、少なからず緊張することがありますよね。
そんな時もコミュニティボールの「触り心地」「気持ちよさ」がリラックスして考えを話すことの手助けになっていると思います。
カラフルな見た目で楽しい気持ちになれる。
モジャモジャのおかげでほっとする。
哲学対話をするためにすごく大切なことだと思います。
このコミュニティボールを使ってこども達と哲学対話が出来る日が待ち遠しいです。
12月にもオンライン哲学対話を行います。
残念ながらコミュニティボールのやり取りは出来ませんが、楽しい時間になるといいなと思っています。
一緒に考える面白さを味わいませんか?
今日もごきげんな一日を。
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