「感情」で動く時代だよ!感じているかい?
理屈(理論)の時代から、感性の時代へ
今風(いまふう)に言うと(笑)、左脳から右脳へ!ということか?
まさに感じている方は、とっくに感じているだろう・・・
「理屈が通用しない」時代が来ている。
いまは、まだその端境期にあるから、たっぷり感じてとっくに転換している人と、「変わってきているよな~」とのんきに言っている人。
そして、まだ変わっていることに全く気付いていいない人!
これ(時流)は、季節の変わり目に似ている。
私の好きな和歌にこういうのがある・・・
秋(あき)来(き)ぬと 目(め)にはさやかに見(み)えねども 風(かぜ)の音(おと)にぞ 驚(おどろ)かれぬる (古今和歌集169 藤原敏行朝臣)
訳:秋が来たということは、目に見える景色からははっきりとは分からないが、風の音に「はっ」とせずにはいられなかった。
「何月何日、何時何分に秋が来たよ~!」とは分からない。まさにこれは感じるレベルの話だ。
つまり微細な感覚・感性が必要となる。
これと同様に、時流を読む場合は二つある
①過去のデータ集積の分析から、未来を予測する
②自分の直観(閃き)で予測する
今までは、①データ分析と解析(メンタリストDaiGoなどは、その両方だと私は読んでいるんだけど、世間的には①で見せた方が納得はしやすいから、彼は、データで見せているはずだと解釈している)の人の方が、出世したりもてはやされてきた。
しか~しだ!
私の解釈だよ(先に断っておく!(笑))
『これからはデータが通用しない時代が来る』ということ。
正確には、データの外側にある見えない情報を読み取って、直観で観る・・・って感じだ。
分かるかい?
もちろん、その直観が働くためには、たくさんの情報に触れておくこと(経験値)も、決して無駄ではないんだけどね。
ただ、それが当てはまらないような流れが来るということなんだ。
そして決して、難しくはない。むしろ超シンプルだよ!
つまり、このファジーな感覚が嫌いな方は永遠に理解できない領域だけど、時代はつねにデータの外で動いているんだ。
データの解釈はあくまで「あと付け」であり、解釈するための尺度にしか過ぎない。
さあ、本日は、めんどくさい理屈はやめにして、関西人の感性から学んでみよう(笑)
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私は京都育ちなので、関西人ではあるが、関西を手放しに褒めようとは思わない。
電車の中は騒がしいし、値引きを強要するし、タクシーに乗った際は、なぜかラジオから演歌が流れているし、タバコ臭いことも多い。
一言でいうと、色々なことでケジメがない。
ただ、感心することもある。
特に思うのが、仕事をもらう「喜び」を伝えるチカラだ。
たとえば、タクシーに乗ったときだ。
たとえ、車内の中がタバコ臭くても、「よっしゃ、新幹線に間に合うように頑張るわ!」と言ってくれたりするし、信号にひっかかった時は、「なんでやねん!」とまでイラついてくれたりする。
結局は、それほど変わらないのだが、心地よく、「おおきに」と言って降りることになる。
単純に気持ちがいい。
この人にお願いしてよかった、と思う瞬間だ。
もちろんここまででなくとも、仕事をもらう「喜び」を伝えるチカラは、ビジネスにおいては絶対に武器になる。
では、どうしたら「喜び」を伝えられるのだろうか?
私は「ぜひ」という言葉をよく使うようにしている。
「来月にお会いしましょう」とメールが来たら、あなたならどう返すだろうか。
「承知しました」と伝えるだけでは物足りない。
私ならこう返す。
「承知しました。ぜひ、よろしくお願いします!」
このように“ぜひ”をつけることで、前のめりな「喜び」は伝わる。
さて、首尾よく日程が決まって、ご飯を食べることになったとしよう。
ここで、「焼肉などは苦手ではないですか?」とメールが来たら、あなたはどう答えるだろうか。
ここで、「大丈夫です」とだけ答えるのは、いただけない。
「大好きです!ぜひ、よろしくお願いします」と快諾の言葉で返すべきだ。
ぜひ、と一言を添えるだけで、声をかけた人は、「この人に声をかけてよかった」と思うものである。
『「口ぐせ」は仕事で最強の武器になる!』伊庭 正康
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あなたの好きな人を思い出してほしい、その人の多くは(男女に関わらず)、あなたの感性を揺さぶっているはずなんだ。
理屈で生きてきた人は「はあ~?」かもしれないけれど、残念ながら今後は、周囲から
「ウザイ!」と言われること間違いないだろう(苦笑)
気持ちのいい人に、人は集まってくる時代となった。
言葉にはチカラがある。
喜びを伝えるなら「ワァー!」「やった!」「最高!」「夢みたい!」「もう、うれしすぎる!」等々、しっかり表現しようじゃないか。
さあ、さっそく始めてごらん!
照れてる暇はないよ!(笑)
あなたの人生が変わること「間違いない!!」
会長 稲井英人
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