日本人が間違いやすい英語 Would you mind...
日本人が間違いやすい英語でのやり取りについて書いていこうと思います。
Would you mind~?
まずはこの質問文。
意味合いとしては下記のような感じになります。
「~したら気になりますか」=「~してもかまいませんか」
「~してもらえますか」
具体例
Would you mind if I open the window?
窓を開けてもいい?
Would you mind passing me the salt?
塩を渡してくれない?
返答がトリッキー
質問文自体を作るのも、理解するのもさほど難しくはないのですが、
問題は返答の仕方です。
Would you mind if I open the window?
と聞かれて、別に開けても構わない場合、あなたは何と答えますか?
窓を開けてもいい?
↓
うん、いいよ
↓
Yes!
…と答えてしまう人は多いのではないでしょうか。
実は正解は…
No. (No, I don’t)
なのです!
Would you mind passing me the salt?
上記のお願いを了承する場合は
No. I can do that.
となります。
拒否する場合は Yes
Would you mind telling to the teacher?
上記のお願いを拒否する場合は
Yes.
となります。
日本語で考えるとややこしい
日本語では「うん、いいよ」というような返答になるので、ついつい うん=Yesと言ってしまいがちなのですが、これはYes/Noの部分があくまで"would you mind"部分に対しての返答なのでこのようになるのです。
No I don't mind = 気にしないよ =いいよ
Yes I do mind = 気にする = ダメ
日本のみならず韓国語でも同じように「うん、いいよ」というようで、間違えている人たちをたくさん見てきたというか、実は私もよく間違えます(笑)
間違いを回避するコツ
とにかく意識するようにして、反射的に正しく答えられるようにするのが一番ですが、なかなか大変なので個人的に取っていた方法を紹介します。
それはYes/noの部分を省いて返事をする、という方法です(笑)
例えば先ほどの
Would you mind passing me the salt?
了承の返事として
Not a problem!
I can do that!
などと答えてしまうのです。
No I don't mind. Not a problem!
No I don't mind. I can do that!
本来ならば先頭につくNo I don't mind. を省いてしまうわけです。
拒否する場合も同じで
Sorry I am busy.
Ask someone else please.
などと答えることが可能です。
ただ、こういった文章がぱっと出てこないという人もいると思うので、Would you mind の含む質問をされた場合は出来たら多少時間がかかってもいいのでよく考えたのちにでYes/Noで答える癖をつけていきましょう。
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