カナダでびっくり③15時っていうと通じない?
あなたは例えば15時と言われたら、すぐにそれが午後3時のことだとわかりますか?
カナダ(ケベック州以外)では12時間制の時計が基準とされているため、カナダ出身者に「15時」などというとすぐには通じなかったりします。
ある時、ヨーロッパ出身の友人が「カナダ人に15時っていうと指で数え始めるからやってみて!」といわれて実際に試したところ、本当に数えだしたことがありました。
近年、午前と午後で紛らわしいから24時間制に直そうという動きもあるそうですが、なかなか浸透はしていないみたいです。
カジュアルなチャットの場などでは「it starts at 8」というように単なる数字のみを書く場合があり、午前と午後のどっちなんだ?と悩む人も多いので…
※デジタル表記の時計をこっちで購入した場合は12Hと24Hの両方の選択肢が備わっていることがほとんどです
A.M.とP.M.により午前と午後を区別します
A.M.=午前
P.M.=午後
例えば1A.M.ならば午前1時ですし、3P.M.ならば午後三時となります。
それぞれ、ラテン語の”ante meridiem”(before midday)と”post meridiem”(after midday)の略から来ています。
A.M.とP.M.にはいくつかの表記の仕方があります
am pm
a.m. p.m.
AM PM
A.M. P.M.
ピリオドはあってもなくても構いませんし、大文字でも小文字でもOK
ただし、ピリオドをつける場合はきちんと二つつけましょう。
例:A.Mというような書き方は間違いになります。
また、これらは時刻の後に配置されます。
◎ 1A.M.
× A.M.1
バンクーバーに来た当初、私が混乱したのは12AMと12PMでした。
12A.M. 深夜0時
12P.M. 昼の12時
私は長くこっちにいるので、12時間制になれつつあるとはいえ、日本のように例えば深夜2時のことを「26時」と表せたのは便利だったな~とたまに思ったりしますね。
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