起きるべくして起きたこと
今日の東京ステージをもって、TOJが終了しました。
チームは区間1勝、総合10位という結果でした。
伊豆ステージでの増田選手のクラッシュさえなければ…というのはタラレバになってしまいますが、決死の追走で踏みとどまったその背中は様々なものを選手たちに伝えたのではないかと思いました。
TOJが始まってから、位置取りなどでリスク回避を徹底できていました。それも伊豆ステージの半分が過ぎるまでは。
快調に走れていた鈴木龍と岡をみて、増田選手の要望を変え、自分がリーダーチームとのコントロールに入る段取りに変更しました。
自分がローテーションに加わる際、リーダーチームの選手と接触してストップ。
復帰直後の脚を使っている状況で、総合3位を抱えるトレンガヌの選手がペースアップ。
登りで後退しながら回復させようとチームの隊列を離れてしまったことが本当に悔やまれる。
その後の下りで数名がクラッシュしているのが見える。
赤いヘルメットで即座に増田さんと判断。
そこから再スタートまではよく覚えていないけど、壊れたバイクについた自分のホイールをつけ直してチームカーを見送り、時折入る無線を祈るように聞きながらゴールを目指しました。
いろいろな偶然が重なって奇跡が起きることもあれば、残酷な結末が待っていることもある。
『これがロードレース』
そんな言葉では片づけたくないけど、起きたことは仕方ない。
これらを糧に引き続き頑張っていきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?