ちょっとハードボイルドすぎた…~読了『頬に哀しみを刻め』~
これまで読んでこなかった海外ミステリというものをあえて読んでみている強化月間(?)。こちらを読了しました。
ハーパーBOOKSという版元があるのですね。日本のエンタメを中心に読んでたので、これまで知りませんでした。まだまだ知らない世界があります…
『このミステリーがすごい!』2024年海外編の1位だったとのことで、あたりをつけて読んでみました。アメリカを舞台にした、息子達を殺された父親2人のお話。殺された息子2人は、同性愛者でカップルだったんですね。その息子達をこれまで理解してこなかった父親2人の葛藤が描かれていて読み応えがありました。殺されて初めて、息子とこれまでどう向き合ってきたかを自問自答する父親2人。犯人側との応酬はちょっと自分にはハードボイルドすぎたかな…という感じでした。
まだまだ読むのに時間がかかるけど、読みなれた日本のエンタメから少し離れて、あえてこれまで読んでこなかった世界にチャレンジ中です。これもこれで悪くない!